------------------------------------------------------------    ◆アランツァクリーチャー事典     【兵器、建造物】 ------------------------------------------------------------ 【兵器】 戦争などで見かけられるクリーチャーです。 木材、鉄、石材などでできています。自分で動くことはないため、ゴーレムとは異なります。 【建造物】 壁や宝箱のような、冒険者にとって身近なもののデータです。 船のような大型の乗りものもここに含まれます。 ・石弓型トラップ ・カタパルト ・カッロバリスタ ・壁槍型トラップ ・戦車 ・大砲 ・振子斧型トラップ ・移動要塞 ・船 ------------------------------------------------------------ 〈石弓型トラップ(Cross-Bow Bolt)〉 レベル:4  生命点:1  攻撃数:後述  防御点:1  宝物:なし ≪反応表≫ 1【故障中】(※逃走と同様) 2-6【死ぬまで戦う】  これは【兵器】に属するクリーチャーである。戦闘では、常に【死ぬまで戦う】。  このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。  このクリーチャーと遭遇したさいには、1d6を振ること。  出目が1-4なら、〈石弓型トラップ〉は通常のクロスボウであるため、その攻撃数は1として扱われる。  出目が5-6なら、〈石弓型トラップ〉は2連装式のクロスボウであるため、その攻撃数は2として扱われる。  〈石弓型トラップ〉は、遮蔽物で守られているため、各キャラクターは【攻撃ロール】に-2の修正を受けてしまう。  〈石弓型トラップ〉は、第0ラウンドに矢を発射する。攻撃数はクロスボウの種類によって決定する。  第0ラウンドが終わると、〈石弓型トラップ〉は矢を撃ちつくしたにより、それ以上の射撃は行えない。そのため、自動的に戦闘に勝利したことになる。 ***  石弓型トラップは城壁ののこぎり壁や狭間(アロースリット)などに設置される、防衛用のトラップ。周辺空間に設置されている。遮蔽物の陰に置かれていることが多く、矢を射られる前にクロスボウを破壊するのは非常に難しい。 ------------------------------------------------------------ 〈カタパルト(Catapult)〉 レベル:5  生命点:3  攻撃数:1  防御点:1  宝物:なし ≪反応表≫ 1-6【死ぬまで戦う】  これは【兵器】に属するクリーチャーである。戦闘では、常に【死ぬまで戦う】。  このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。  第0ラウンドも含めて〈カタパルト〉は、1体のキャラクターに対して射撃を行うことができる。  ただし、射撃を行った後は、射出体を再装填しなけれ射撃を行うことはできない。この行動には、1ラウンドのアクションを必要とする。  〈カタパルト〉に対する【防御ロール】が失敗した場合、対象キャラクターの生命点に3点のダメージを与えることができる(対象が従者の場合、ダメージを受けるのは1人だけでよい)。  〈カタパルト〉が【建造物】に属するクリーチャーを攻撃した場合、それによって守られているキャラクター(通常なら攻撃対象に選べない敵)がいる場合は、【建造物】を無視してキャラクターに直接攻撃を行う。 ***  カタパルトは巨大な投石機。都市攻防戦などで攻城側が運び込み使用する。平地であれば冒険者でも運用が可能で、飛行するクリーチャー相手に投入されることがある。からくり武器であるため、追加職業の【からくり術士】を職業として選んでいない限り、これを使用できない。 ------------------------------------------------------------ 〈カッロバリスタ(Carroballista)〉 レベル:4  生命点:2  攻撃数:1  防御点:1  宝物:なし ≪反応表≫ 1-6【死ぬまで戦う】  これは【兵器】に属するクリーチャーである。  このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。  第0ラウンドも含めて〈カッロバリスタ〉は、各ラウンドにつき、1体のキャラクターに対して射撃を行うことができる。  〈カッロバリスタ〉に対する【防御ロール】が失敗した場合、対象キャラクターの生命点に2点のダメージを与えることができる(対象が従者の場合、ダメージを受けるのは1人だけでよい)。  パーティが〈カッロバリスタ〉を運用する場合は、「戦う従者(技量点0、生命点2、防御点1)」として扱われる。  従者の〈カッロバリスタ〉は、第0ラウンドも含めて、各ラウンドで射撃を行うことができる。攻撃数は1回で、その攻撃特性は【斬撃】である。  同行させるには、それを牽引するための【騎乗生物】がいることに加えて、従者点を5点必要とする。ただし、1体の【騎乗生物】につき、牽引できる【兵器】は1基だけである。 ***  カッロバリスタは移動弓座。都市攻防戦などで攻城側が運び込んで使用する。からくり武器であるため、追加職業の【からくり術士】を職業として選んでいない限り、これを使用できない。 ------------------------------------------------------------ 〈壁槍型トラップ(Spear Wall)〉 レベル:後述  生命点:2  攻撃数:4  防御点:1  宝物:なし   ≪反応表≫ 1-6【死ぬまで戦う】  これは【兵器】に属するクリーチャーである。戦闘では、常に【死ぬまで戦う】。  このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。  〈壁槍型トラップ〉との戦闘が発生した場合、パーティは【逃走】を行うことができない。  〈壁槍型トラップ〉は、第0ラウンドを除いて、各ラウンドが終了するたびにレベルが1上昇する。〈壁槍型トラップ〉の初期レベルは2で、その上限は6である。  各ラウンドにおいて、各主人公は攻撃を行う代わりに、扉を開錠するために【器用ロール】を行うことができる(目標値:6)。このアクションには、1ラウンドを必要とする。  判定に成功したなら、〈壁槍型トラップ〉が設置された部屋から脱出できるため、自動的に戦闘に勝利したことになる。 ***  壁槍型トラップはがらんどうの部屋に入ると扉の錠が降りて、壁が左右から迫ってくるという凶悪なトラップ。壁には穴が空いていて、探索ラウンドごとに槍が飛び出す。  左右の壁はそれぞれ別のクリーチャーとして扱う。時間をかけてジリジリと壁が迫るわけではなく、探索ラウンドの終わりに追加行動として圧迫による攻撃を行う。  アランツァ世界のからくり仕掛けは不十分なものであるため、この圧力で敵を一度に倒せるほどのダメージを出すのは難しい。しかし、何度も行うチャンスがあれば話は別だ。  2つの壁が左右から挟み込む都合、片方の壁が壊れると「攻撃:圧迫壁」は行使できなくなる。 ------------------------------------------------------------ 〈戦車(Chariot)〉 レベル:4  生命点:1  攻撃数:なし  防御点:1  宝物:なし   ≪反応表≫ 1-6【敵対的】  これは【兵器】に属するクリーチャーである。  このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。  〈戦車〉は、1d2体の〈弓兵〉を乗せている。〈弓兵〉は〈弱いクリーチャー〉として扱われる(レベル5、攻撃特性は【斬撃】)が、距離をとりながら戦うため、接近戦による武器で〈弓兵〉を攻撃する場合は【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう。  パーティが〈戦車〉を運用する場合は、「戦わない従者(技量点0、生命点1、防御点1)」として扱われる。  従者の〈戦車〉は、各主人公が接近戦による攻撃を行わないときに限り、各主人公の【防御ロール】に+1の修正を与える。また、主人公の代わりに、装備品を6つまで持つことができる(ただし、持ち運んでいるアイテムを〈戦車〉が使用することはできない)。  同行させるには、それを牽引するための【騎乗生物】がいることに加えて、従者点を4点必要とする。ただし、1体の【騎乗生物】につき、牽引できる【兵器】は1基だけである。 ***  戦車は騎乗生物で牽引する二輪馬車で、平坦な地形であれば軽快に走行できるうえ、小回りもきく。  1基の戦車で、2人の人間を乗せることが可能だが、装備品を運搬するさいにも役立ってくれる。 ------------------------------------------------------------ 〈大砲(Cannon)〉 レベル:5  生命点:1  攻撃数:1  防御点:1  宝物:なし ≪反応表≫ 1-6【敵対的】  これは【兵器】に属するクリーチャーである。  このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。  〈大砲〉は、第0ラウンドも含め、各ラウンドで射撃を行う。  〈大砲〉に対する【防御ロール】が失敗した場合、対象キャラクターは生命点に2点のダメージを受けてしまう(対象が従者の場合、ダメージを受けるのは1人だけでよい)。  パーティが〈大砲〉を運用する場合は、「戦う従者(技量点1、生命点1、防御点1)」として扱われる。攻撃数は1回で、その攻撃特性は【打撃】である。  従者の〈大砲〉が【攻撃ロール】に成功した場合、対象クリーチャーの生命点に2点のダメージを与えることができる。  〈強いクリーチャー〉に相当する【騎乗生物】がいなければ、パーティに〈大砲〉を同行させることはできない。同行させるには、従者点を4点必要とする。ただし、1体の【騎乗生物】につき、牽引できる【兵器】は1基だけである。  もし【建造物】に属するクリーチャーが同行しているなら、この制限を受けることはない。 ***  大砲はアランツァ世界後期に登場する兵器で、街壁や船に備えつけるのが一般的。サイズの条件を満たせば、騎乗生物に乗せることもできる。  平地であれば冒険者でも運用が可能で、飛行するクリーチャー相手に投入されることがある。 からくり武器であるため、追加ルールの【からくり術師】を職業として選んでいない限り、これを使用できない。 ------------------------------------------------------------ 〈振子斧型トラップ(Pendulum Blade)〉 レベル:5  生命点:1 攻撃数:1  防御点:1  宝物:なし ≪反応表≫ 1【故障中】(※逃走と同様) 2-6【死ぬまで戦う】  これは【兵器】に属するクリーチャーである。  このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。  〈振子斧型トラップ〉の攻撃は、敵味方も含めてランダムで対象が選ばれる。  〈振子斧型トラップ〉の攻撃に対しては、【防御ロール】ではなく【器用ロール】で防御の判定が行われる。  各ラウンドが始まるさいに、パーティは通常の攻撃を仕掛けるか、あるいは〈振子斧型トラップ〉の回避に専念するかを決めること。  通常の攻撃を仕掛ける場合は、基本ルールに従って攻撃を行うこと。  回避に専念する場合、各キャラクターは【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまうが、代わりに【防御ロール】に+1の修正が得られる。  〈振子斧型トラップ〉に対する【器用ロール】に失敗したなら、鋭利な刃で体を切り裂かれてしまうため、生命点に3点のダメージを受けてしまう。   ***  冒険者を狙う地下迷宮のトラップだが、こちらはより直接的な攻撃。どちらも接近戦空間に設置される。罠が複数設置される場合、振り子斧どうしはお互いにぶつかり合わないように設置できる。  振子斧型トラップは敵と味方を区別できないため、接近戦空間にいる(振子斧型トラップ以外の)対象へランダムに攻撃をする。  この性質への対策として、動作している振り子斧型トラップの向こう、周辺空間から攻撃を仕掛けてくる敵が多い。 ------------------------------------------------------------ 〈移動要塞(Manewver Fortress)〉 レベル:6  生命点:15  攻撃数:なし  ダメージ:なし  防御点:1  これは【ゴーレム】【建造物】に属するクリーチャーである。  このクリーチャーは攻撃手段を持たない。  〈移動要塞〉と遭遇したさい、それは1d3+3体の〈大砲〉を搭載している。  第0ラウンドでは〈大砲〉による一斉射撃を行うため、そのさいの〈大砲〉のレベルは、本来のものに+1すること(なお〈大砲〉のレベルは5である)。  〈移動要塞〉に【建造物】のタグを持たないクリーチャーが同行している場合、それに対する攻撃は、すべて〈移動要塞〉が代わりに受けることになる。 ***  移動要塞は巨大なゴーレムの上部に要塞を搭載したものである。非常に強固で、これ自体を破壊するのは難しいため、内部に乗り込んで操縦者を倒すのが一般的な対処法とされている。自走する以外の機能を持たないが、非常に大きいため【巨大生物】のように防御点を持つ。 ------------------------------------------------------------ 〈船(Ship)〉 レベル:5 生命点:7 攻撃数:2 ダメージ:2  防御点:1 宝物:修正+1  これは【建造物】に属するクリーチャーである。  〈船〉に【建造物】のタグを持たないクリーチャーが同行している場合、それに対する攻撃は、すべて〈船〉が代わりに受けることになる。  〈船〉は、2つの〈大砲〉を搭載しているため、第0ラウンドも含め、各ラウンドで射撃を行う。  なお、この〈船〉の能力データには、すでに〈大砲〉の性能が加えられているものとして扱うこと。 *** 船はアランツァ世界でも製造に多大なコストがかかる建造物で、個人がおいそれと持てるものではない。海賊や巨大生物との戦闘を想定した船には、大砲が搭載されていることも珍しくはない。非常に大きいため【巨大生物】と同様の特徴(ダメージ2点、防御点1点)を持つ。