アクマウオ -Demonic Fish-

レベル:6生命点:6攻撃数:2宝物:通常
反応表
1-6【ワイロ】(〈弱いクリーチャー〉3体)


これは【水中】【悪魔】に属するクリーチャーである。

【斬撃】の特性を持つ接近戦の武器で攻撃した場合、厚い皮膚を切り裂けるので【攻撃ロール】に+1の修正が得られる。
ただし【炎球】の魔術で攻撃した場合、ぬめりのある鱗が炎を寄せ付けないので【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう。

主人公と〈案内人〉は、それぞれ一度ずつ【財宝発見ロール】を行ってよい。
(ただし、発見できる財宝は最大1個である)

突如として甲板に現れたのは、巨大魚だった。
屈強な人間のような脚を生やした、奇妙な魚だ。
長いヒレも、水かきの付いた人の手のように見えないこともない。
君達を見下ろすその瞳が、嬉しそうに笑っているように見える。
「ピロロロロ」
その口から奇声が聞こえた瞬間に、誰かが「避けろ!」と叫んだ。
反応が遅れた乗組員の1人に、巨大魚が突っ込んだ。
振り返ったクリーチャーの口から、乗組員の足がはみ出ていた。



***

〈アクマウオ〉は人語を解し、またしゃべる奇妙な怪物だ。
ふだんは海に生息するが、短時間であれば陸上にいることもできる。

外見は巨大な魚から2本の人間型の脚が突き出た生き物で、なんでも丸呑みにして食べる海の生き物である。
船のうえに飛び乗って船員を食べて逃げたり、砂浜にあらわれてあわれな犠牲者を腹のなかに素早く入れて立ち去ったりする。
外見、行動、そして人語を解する点などから、悪魔のような魚という意味の名を与えられるようになった。

〈アクマウオ〉は自己中心的な考えをもった怪物で、悪魔の子孫だと言われてきた。
繁殖力があることなど、悪魔と異なる点がいくつか見つけられたことで、高い知能を身につけた生物だろうとも言われている。
しかし、悪魔に対して有効な攻撃が〈アクマウオ〉に効果的なダメージを与えることなどから、依然として悪魔としての分類をされている。

ときとして話しかけてくるにも関わらず、人間をエサとしかみなしていない。






【悪魔】
【水中】

クリーチャー


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Last-modified: 2023-09-27 (水) 15:56:52 (234d)