ダトツ -Rapier Fish- †
出現数:2d6(下限は6体) | レベル:3 | 宝物:食料(後述) |
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反応表 |
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1-3 | 【遠くに魚群が見える】(※【逃走】と同様) |
4-6 | 【敵対的】 |
6 | 【死ぬまで戦う】 |
これは【水中】に属するクリーチャーである。
〈ダトツ〉は、放たれた矢のような勢いで海中から船の甲板上へと跳躍してくる。
この先制攻撃は、第0ラウンドでクリーチャーが射撃を行ったものとして処理すること。
なお第1ラウンドが始まったさい、跳躍による攻撃の成否に関わらず、甲板にあがったダトツは身動きが取れなくなるため、自動的に戦闘に勝利したことになる。
〈ダトツ〉は食用魚なので、この時に捕まえたダトツ3体につき、1個の食料に変換していい。
信じられない、といった表情で、船員が自分の腿を見つめている。
そこには口先の尖った細長い魚が、突き刺さっている。
槍の穂先、あるいは錐の先のように鋭いアゴが、人の脚の半分ほどにまで突き立てられたのだ。
キラキラと太陽の光を反射する、水面にきらめく魚影。
〈ダトツ〉は群れをなす生きものなのだ。
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〈ダトツ〉はアリクララ湖やかえる沼に特に多いが、それ以外の水域でも見られる凶暴な魚で、大きな群れと遭遇すれば人間型生物でも生命を落とすことがある。
海水域でも淡水域でも見られる。
厳密に言えば両者は種が異なるが、どちらも〈ダトツ〉として扱われる。
〈ダトツ〉には発達した複数のひれがあり、それを翼のように用いて空中高く舞い上がる。
口の先がかたく、海水魚のダツのように生き物の身体に突き刺さる。
船上の人間は格好のえじきで、群れの規模によっては全滅させられかねない。
最初の攻撃が終わった後、〈ダトツ〉は対象の身体に刺さったり、対象が乗っている(舟などの)乗物に乗り上げてしまい、無力化する。
【水中】
クリーチャー