【悪魔】
レベル:5 | 生命点:4 | 攻撃数:4 | 宝物:通常 |
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反応表 |
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常に【敵対的】 |
これは【悪魔】に属するクリーチャーである。
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〈ナイトメア〉は8本脚のクモの姿であらわれる、悪夢を見せる悪魔である。
「影蜘蛛」の名前で呼ばれることもあり、眠っている冒険者に悪夢をもたらし、しばしばその世界で取り殺すことで知られる。
夢の中では〈ナイトメア〉が造った迷宮やクリーチャーが登場する。
ゲームマスターは夢の世界を造ることができるが、そのさいには〈ナイトメア〉よりも高いレベルのクリーチャーを出すことはできない。
〈ナイトメア〉そのものは夢の中に出現することはなく、これを倒すには起きているときに実体を直接攻撃するしかない。
〈ナイトメア〉は悪夢を見せることにその力の大半を割り当てているため、他の〈上級悪魔〉と比べるとかなり弱い。
〈ナイトメア〉が悪夢を見させるのは、眠っている物の精神を弱らせるためだ。
悪夢のなかでの〈できごと〉は実際の肉体にも影響を与える。
対象となるキャラクターの個人的な情報を求めてさまざまな夢を見せていき、最終的にはトラウマをえぐるような夢を見せて、精神的な死へと追い込もうとする。
〈ナイトメア〉の弱点は、どんな夢の世界であっても、その世界のどこかに自分自身が存在しなければならない点だ。
夢の中にいる〈ナイトメア〉は無防備で、戦闘において接近戦の【攻撃ロール】などの判定を要さずに、その生命点にダメージを与えることができる。
〈ナイトメア〉が強大な力を得てたどり着いた最終形態は〈魂吸い〉と呼ばれる。
もはや夢によって弱らせる必要がなくなり、出会った者の魂をいきなり抜き取るようになる。
この悪魔は白の魔法使いと呼ばれる半神によって一度この世に招かれたが、最終的にあの世へと追放される。
再びこの世に舞い戻ってくるには強大すぎる存在となってしまったため、今は蜘蛛神アラネルとして現世に影響を与えている。
【悪魔】
クリーチャー