ワイバーン -Wyvern- †
レベル:7 | 生命点:8 | 攻撃数:3 | 宝物:なし |
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ダメージ:2 | 防御点:1 |
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反応表 |
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1 | 【無視】(※逃走と同様) |
2-6 | 【ワイロ】(1d3+5体の〈弱いクリーチャー〉) |
これは【巨大生物】【龍族】に属するクリーチャーであり、攻撃特性は【斬撃】である。
〈ワイバーン〉の大きな翼は狙いやすいため、飛び道具で攻撃する場合は【攻撃ロール】に+1の修正が得られる。
戦闘の第1ラウンドのみ、このクリーチャーは、1人の「戦わない従者」を優先的に狙ってくる(プレイヤーが選ぶこと)。
ただし、第2ラウンド以降は「戦わない従者」をターゲットに選択することはない。
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ドラートルなどと同じように龍の親戚と推察されるワイバーンは、火を吐くことこそないものの飛ぶことに関しては龍を上まわる能力をみせる。
剣竜とも呼ばれるこの巨大生物は非常に鋭い牙とかぎ爪を持ち、見た目の割には軽い。
龍やドレイクと比べると、ワイバーンの動きは鳥に近いと言われる。
ただし、うろこのある外見と、口からはみ出るほど長い牙は鳥とはとうてい思われない。
鳥に近いのは狩りのさいの動作であって、外見や性質ではないのだ。
空中から襲いかかってはこの牙を敵に突き立て、熊ほどの大きさを持つ生物までであれば、身体に牙を突き刺したまま飛び上がって巣に持ち帰る。
ワイバーンは通常、足を踏み外せばたちまち滑落してしまうような、人間型種族には危険すぎる山岳地帯に生息する。
ふだんは山羊などを仕留めて過ごしているが、土地に不慣れな旅人が縄張りに足を踏み入れたときには、嬉々として襲いかかる。
このときワイバーンは空中から襲いかかり、不利な足場での戦いを余儀なくされる相手は【防御ロール】でファンブルが発生すると転倒して、次のラウンドを体勢を立て直すことに消費せざるを得なくなる。
ワイバーンは通常1体で行動するが、繁殖期にはつがいで空を飛ぶ姿が見られる。
繁殖期は5年に一度ほどの周期で訪れる。
メスのワイバーンは卵を産むまでの1年間、出産の直前までオスとともに行動する。
出産後は高山にある洞窟などに居を構えて、ほ乳類と変わらない献身でヒナを育てる。
ヒナは1〜6体生まれて、それぞれが肉食の大食漢である。
そのため、オスのワイバーンは大量の肉を求めて、大空を飛びまわり、少人数で行動する無力な旅人や弱いゴブリンなどを中心に行うようになる。
オスが倒されるとリスクを冒してメスが狩りを行うようになり、結果として巣穴は無防備になる。
【巨大生物】
【龍族】
クリーチャー