外見

山岳都市カザド・ディルノーは大陸中央部にあるドワーフの大都市。
山を丸ごとくり抜いて造られた要塞で、地上との出入りは高さ15メートルの大門を通らなければならない。

概要

ドワーフがまだ土の妖精に近い存在だったころ、シャンクルー鉱山に大きな都市(鉱山都市シャンクルー)を造った。
彼らは鉱山を掘っては鉱物を売り、交易で大いに設けたが、数百年の支配の末に鉱山資源が枯れ果てて、ドワーフたちは街を捨てる。

新たな都市としてドワーフたちは、大陸中央にあるスォードヘイル山脈へと移住した。
山をくり抜き巨大な洞窟を準備して、そこに建てた新たな街。
それが、山中で暮らすドワーフたちの都市カザド・ディルノーである。

ドワーフの都市であるカザド・ディルノーからは、強固な防御力を誇る戦士、優秀な探検家、魔術の専門家などが排出される。

情報

カザドの民は冒険心が強く、外の世界を目指す。
この地のドワーフは都会的ではあるが排他的で、多種族とあまり打ち解けない。
特にゴブリンとは折り合いが悪い。

街の雰囲気

カザド・ディルノーは完成度の高い要塞だが、ドワーフ以外の善の種族には住みづらい。
日光が一切ささず、発光苔の暗い明かりで1年中過ごすため、長期的には健康に問題が生じやすい。
また、住民の多くが純血または混血のドワーフであるため、そのことがストレスになるケースもある。
ドワーフたちは排他的で、客人として滞在するには問題ないが、住民になってこの土地になじむには大変な根気を要するだろう。
彼らの仲間になることが難しいだけでなく、街に居住する許可が取れる可能性が非常に小さい。



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Last-modified: 2023-06-16 (金) 14:41:49 (336d)