殺人バチ -Killer Bee-

出現数:1d6+1レベル:3宝物:なし
反応表
1-2【無視】(※逃走と同様)
3-6【敵対的】


この怪物は素早く飛び回っているため、射撃用の武器以外で攻撃する場合は【攻撃ロール】に−1の修正を受けてしまう。

また各キャラクターが【防御ロール】でファンブルを発生させたときは【幸運ロール】を行うこと(目標値:4)。
この判定に失敗した場合、殺人バチの毒針に刺されたことによって、さらに生命点を2点失ってしまう。
ただし、従者が毒針に刺されたとしても、2人以上の従者が倒れることはない

キャラクターが『ハチコロリ』を使った場合、独特の匂いがする煙に包まれた殺人バチは次々と地面に落下し、ぴくぴくと身悶えする。
文字通り虫の息の状態なので、簡単に全滅させることができる。
この場合、パーティは戦闘に勝利したことになる。

また、【ロープ】を使うことで、1体を【捕虜】にすることができる。

戦闘に勝利した場合は、1d3個の『ハチミツの塊』を獲得する。
これは1個食べるたびに失った生命点を1点だけ回復できる。

食料の一種で、【聖餐】の呪文をかけることができ、ワイロとして食料1個分の代わりに使うことができるが、通常の食料とは異なり、冒険をまたいで持ち越すことができる

ただし非常にかさばるため、1個の『ハチミツの塊』を所持するには、装備品欄ひとつが必要になる。
『ハチミツの塊』はひとつ金貨6枚で売ることができる。

「ミツバチの一種ですだよ」
案内人の農夫はまじめくさった顔でそう言った。
「世界最強のミツバチでしょうな。危険な植物からでも平気で採取する。人間にとって珍しいハチミツを、集めてきてくれるんです」
じゃあ、肉食じゃないのかと、君はつぶやいた。
農夫は振り返る……その顔には困ったような笑い顔が浮かんでいる。
「肉も食べますよ。あいつら1匹が私たちの顔面ぐらいのサイズがあるでしょう。人間だって食料だって思ってます」
驚いた君の表情を読み取ると、彼は顔をしかめて話を締めくくる。
「だから殺人バチっていうんです。人間を殺すだけ(・・)なんてこと、あるわけないですだ」


***

殺人バチの恐ろしさはこの昆虫が生息する森林地帯に住む者なら誰でも知っている。
毎年少なくない人間が殺人バチの針によって命を落とす。

殺人バチは黄色と黒の縞模様をもち、外見だけみるとミツバチに似ていないこともない。
だが、ミツバチよりもはるかに大きく、体長はときに10センチメートルにも到達する。
これは針の長さを含めておらず、含めるとさらに1.5倍の大きさになる。
殺人バチの毒針は最大で5センチメートルにもなるのである。

殺人バチはほ乳類やは虫類を殺し、団子状に丸めて食物のストックにする。
人間であろうと必要な時期には積極的に狙う。
自分たちの縄張りに入ってきた場合には、さらに攻撃的になる。
その場合は殺人バチは集団で侵入者を襲い、息絶えたら食料としてせっせと巣に運び込む。






【虫類】

クリーチャー


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Last-modified: 2023-10-04 (水) 20:33:16 (226d)