水悪魔(アクアデーモン) -Aqua Demon- †
出現数:1d6+3 | レベル:3 | 宝物:なし |
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反応表 |
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1 | 【劣勢であれば逃走】 |
2-4 | 【ワイロ】(2体につき食料1個) |
5-6 | 【敵対的】 |
これは【悪魔】【水中】に属するクリーチャーである。
第1ラウンドが始まる前に、パーティは〈水悪魔〉の人数だけ【器用ロール】を行うこと(目標値:3)。
判定の回数は【防御ロール】と同様に、できるだけ均等に主人公と「戦う従者」に割り当てて良い。
この判定に失敗した場合、水中に引きずり込まれてしまうため、対象のキャラクターは戦闘が終了するまで【攻撃ロール】と【防御ロール】に-1の修正(金属鎧を身につけていれば【防御ロール】は-2の修正)を受けてしまう。
驚異的な速度で海を泳ぎ、迫ってくる複数の影。
全身が緑青色の鱗に覆われた、人間型のクリーチャーだ。
ところどころに、フジツボがついている。
船から10メートルほどのところで止まって、彼らが水面に顔を出す。
海の底のように暗いその瞳を見たとき、彼らが【悪魔】のたぐいであることを確信する。
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〈水悪魔〉は〈下級悪魔〉の一種で、特に水中に適応している。
魔界にも海や川は存在する。
どのようなルートを通ってきたかは明らかになっていないが、〈水悪魔〉は地上にある水の世界へとやってきて住み着いている。
環境に適応する能力の高い〈水悪魔〉は、海洋でも淡水の河川でも生息できる。
〈水悪魔〉の外見は人間型をしている。
全身はウロコにおおわれ、手足には発達した水かきがついている。
首すじにはえらがついているが、短い時間であれば地上でも動きまわる。
〈水悪魔〉と戦うなら地上での戦闘に持ち込むのがいちばんだが、〈水悪魔〉が水中から出てくることは少なく、魂を手に入れられる絶好の機会でもなければ迂闊に地上に現れはしない。
結果としてこちらは船の上などの地上から、〈水悪魔〉は水中から戦うことが多い。
〈水悪魔〉は悪魔のなかでも残虐で、魂を欲するだけでなく、切り裂いて肉を食らおうとする。
食事を必要としない悪魔が肉を食らう行為がまったくの無意味であるにも関わらず。
一説にはそうすることである種の支配欲を満たしているのだと言われている。
【悪魔】
【水中】
クリーチャー