深海の姫君 -Deep Witch-

レベル:4生命点:7攻撃数:1d3+1(※後述)宝物:修正+1
反応表
【誰かに海水を浴びせて笑う】(【友好的】と同様)
2-6【ワイロ】(〈弱いクリーチャー〉2体


これは【水中】【悪魔】に属するクリーチャーである。

〈深海の姫君〉との戦闘が発生した場合、1d3を振って、クリーチャーの攻撃数を決定すること。
(この回数は、戦闘終了まで変化しない)

〈深海の姫君〉は、戦闘の第0ラウンドでは、1人のキャラクターに対して〈氷槍〉の魔術を使う(誰が狙われるかは、プレイヤーの任意で選択できる)。
ただし、この魔法は1回分しか行使しない。
対象のキャラクターは【対魔法ロール】を行うこと(目標値:4)。
この【対魔法ロール】に失敗した者は、生命点に2点のダメージを受けなければならない。

第0ラウンドが終了した時に、パーティは〈深海の魔女〉の攻撃数を2倍した回数の【器用ロール】を行うこと(目標値:4)。
判定の回数は【防御ロール】と同様に、できるだけ均等に主人公と「戦う従者」に割り当てて良い。

この【器用ロール】に失敗した場合、水中に引きずり込まれてしまうため、対象のキャラクターは戦闘が終了するまで【攻撃ロール】と【防御ロール】に-1の修正(金属鎧を身につけていれば【防御ロール】は-2の修正)を受けてしまう。


胴体だけに目を向ければ、腰までの長さがある髪を持ったエルフの女性と変わりがない。
だが、下肢はおぞましい触手の(たば)だ。
「お話をしましょう」
そんな平和な提案が、彼女の口から発せられる。
だが、その表情から読み取れるのは、破滅的な欲望──狂乱の美を望む心のような──背筋の寒くなるような負の感情の奔流だった。
「あなたたちから2体を選んで、私にちょうだい」
笑みを浮かべたまま目を細めて、彼女は言った。
「ほしいの。家畜として」
その声は少しうわずり、顔は紅潮していた。



***

〈深海の姫君〉は深い海の底に住むと言われる悪魔の一種で、【善の種族】と【悪の種族】両方の共通語を話すことができる。
狙いは【善の種族】や【少数種族】が持つ魂だが、魂そのもののみならず、家畜として飼育することも「楽しみ」のひとつとする。
ここでいう「家畜」という言葉には、愛玩動物(ペット)として、召使いとして、あるいは奴隷としてといった、さまざまな感情がひとまとめにされている。






【悪魔】
【水中】

クリーチャー


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Last-modified: 2023-09-27 (水) 16:07:50 (234d)