緋色の魔術師 -Scarlet Wizard- †
出現数:1d3+1 | レベル:5 | 宝物:通常 |
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反応表 |
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1-3 | 【歓待】 |
4-6 | 【援助】 |
これは【魔法使い】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。
〈緋色の魔術師〉に遭遇したとき、このクリーチャーは、1d6+2体の〈ゴーブの守備隊〉によって護衛されている。
第0ラウンドを除いて、〈ゴーブの守備隊〉を全滅させるまでの間は〈緋色の魔術師〉を攻撃の対象に選ぶことはできない。
パーティがゴーブの兵士たちと協力関係にある場合、反応表の結果が【援助】なら、相手は1人の〈緋色の魔術師〉を戦力として貸し出してくれる。
同行させるには、従者点を1点必要とする。
同行した〈緋色の魔術師〉は、「戦う従者(技量点:0 魔術点:1)」として扱われ、戦闘では「軽い武器」を用いるため【攻撃ロール】に-1の修正を受ける。
これは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
なお、覚えている魔術は【炎球】だが、「都市オプション:混沌都市ゴーブ」があれば、他の「炎の魔術」と置き換えてもよい。
もし、何らかの理由により、パーティがゴーブの兵士たちと敵対関係にある場合、〈緋色の魔術師〉の反応は、常に【敵対的】になる。
〈緋色の魔術師〉は、戦闘の第0ラウンドでは【炎球】の魔術を行使する。
その攻撃数は、現在の〈緋色の魔術師〉の頭数と同じである。
これは【炎】の攻撃特性を持つ。
どれだけ敵の人数が多かったとしても、魔術による攻撃をパーティが受けるのは一度きりだ。
対象のキャラクターは、対魔法ロールを行うこと(目標値は、クリーチャーのレベルと同じ)。
判定に成功したなら、炎を避けることができたので、ダメージを受けることはない。
判定に失敗したなら、炎で火傷を負ってしまうため、生命点に1点のダメージを受けなければならない。
〈ゴーブの守備隊〉が生き残っている場合、〈緋色の魔術師〉は【炎付与】の魔術で守備隊を援護する。
その場合〈ゴーブの守備隊〉の攻撃特性は【炎】となり、各キャラクターは【防御ロール】に-1の修正を受けてしまう。
〈ゴーブの守備隊〉が全滅した場合、生き残りの〈緋色の魔術師〉は、自分たちの窮地を察して【逃走】する。
ゴーブの守備隊 -Town-Guard of Gove- †
出現数:1d6+2 | レベル:4 | 宝物:なし |
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反応表 |
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常に【死ぬまで戦う】 (※〈緋色の魔術師〉との戦闘が発生した場合) |
これは【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ
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大陸中央部および西部にある荒原には、緋色の魔術師が住んでいる。
家と呼べるほどの住居を持たず、遺跡や廃墟で仮住まいを続けながら彼らは生きる。
緋色のローブを身にまとうことからその名で呼ばれるようになった。
緋色の魔術師は荒野の魔術師のイメージのもとになった魔術師であり、火を信仰する。
もともとは1人の人物であったが、現在では集団で生活を営んでいる。
炎神カタクを信仰し、規律ある(しかし、かなり原始的な)生活を営んでいる。
緋色の魔術師はかつて、別の地域に住む魔法使いだった。
その目的は都市または国家転覆で、都市民をさらって洗脳しては自分たちの仲間にしたり、難民に混じって都市に侵入してはその糸口を探していた。
混沌都市ゴーブの長であるアルビノのオーク王がこれに目をつけ、神聖な洗脳の儀式を経て、都市を守る強力な味方として引き込んだ。
いまや彼らは情熱的かつ献身的にゴーブを守り続けている。
【魔法使い】
【人間型】
クリーチャー