転がる岩石 †
出現数:1d6+2 | レベル:3 | 宝物:なし |
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反応表 |
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1-6 | 【敵対的】 |
これは【虫類】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーの攻撃は【打撃】の特性を持つ。
このクリーチャーは一見すると岩石のように見えるが、近づくと不意打ちを仕掛けてくる。
『手がかり』を1個消費するのであれば、主人公側はこの事実を把握し、先に攻撃を仕掛けることができる。
そうしないのであれば【魔術ロール】を行う(目標値はこのクリーチャーのレベルに等しい)。
成功した場合には、主人公側から攻撃を行う。
失敗した場合には、このクリーチャーから攻撃を行う。
このクリーチャーに対して【斬撃】の特性を持つ攻撃は効果が薄く、【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう。
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魔術師たちが自分の技量を越えた領域に軽卒に手を出すことはままある。
転がる岩石は失敗した魔術の結果生まれた産物だ。
生命をもったゴーレムをつくろうとして失敗した結果と言われている。
外見は岩石そのもので、生殖行為はせず、いささか共食いめいているが岩石を食べて大きくなり、分裂して増える。
山岳地帯で岩石に混ざってひっそりと生きている。
転がる岩石は他の生物には無関心だが、縄張り内に侵入する者には容赦なく攻撃する。
とはいえ、侵入者のほうも意図して侵入しているとはかぎらない。
転がる岩石が積極的に転がっていないとき、その外見はただの岩ころのようにしか見えない。
そのため、気づかず転がる岩石に腰かけたり踏みつけたりすることもあるのだ。
【虫類】
クリーチャー