【悪の種族】の従者

主人公が【悪の種族】の従者を雇い入れたい場合、【僧侶】が【改心】を行使する、【呪術師】になって【アンデッド】と化すなど、なんらかの方法を取らなければなりません。
その資格がある場合には、【悪の種族】を雇い入れることができます。
ただし、【改心】によって従者とした場合、金貨を支払う必要はありません


ゴブリンの一般兵(技0:戦う従者):無料
ゴブリンの突撃兵(技0:戦う従者):金貨3枚
オークの戦士(技0:戦う従者):金貨5枚
闇エルフの弓兵(技1:戦う従者):金貨10枚
魔犬獣(技1:戦う従者、【騎乗生物】):金貨20枚
トカゲ人の戦士(技1:戦う従者):金貨25枚

・ランタン持ち:無料
・太刀持ち:無料
・荷物持ち:無料



ゴブリンの一般兵(技量点0、生命点1、戦う従者)

このクリーチャーは【人間型】【悪の種族】である。
ゴブリンは命令に対して従順な、小鬼に似た小柄なクリーチャーである。



ゴブリンの突撃兵(技量点0、生命点1、戦う従者)

このクリーチャーは【人間型】【悪の種族】である。

ゴブリンは主人の命令に対して陶酔する(へき)のある、小鬼に似た小柄なクリーチャーである。
〈ゴブリンの突撃兵〉は首から火薬樽をぶら下げており、運命的な命令を心待ちにして生きている。

戦闘時、第1ラウンドの終わりまで〈ゴブリンの突撃兵〉が生きていた場合、〈ゴブリンの突撃兵〉は対象1体の生命点に2点のダメージを与える(攻撃特性は炎)。
その後、このクリーチャーは破壊される。

〈ゴブリンの突撃兵〉の攻撃は【斬撃】の特性を持つ。

プレイヤーは自分の従者が戦闘に参加するかどうかを決めることができる。



オークの戦士(技量点0、生命点1、戦う従者)

このクリーチャーは【人間型】【悪の種族】である。
オークは粗野で力強いものの、知能では人間に劣る種族である。

オークの戦士は【攻撃ロール】にクリティカルで成功した場合、連続攻撃に必ず成功することができる。
その場合、2回目の【攻撃ロール】のサイコロは振らず、自動的に成功する。

〈オークの戦士〉の攻撃は【打撃】または【斬撃】の属性を持つ(冒険開始時に決定する)。



闇エルフの弓兵(技量点1、生命点1、戦う従者)

このクリーチャーは【人間型】【悪の種族】である。
  闇エルフは第0ラウンドに、弓矢を使った射撃で攻撃を行う。
第1ラウンドには弓矢を接近戦武器に持ち替えるため、【攻撃ロール】を行うことができない
弓矢、接近戦武器のどちらも【斬撃】の特性を持つ。

闇エルフは森などに住むエルフが闇神オスクリードと契約したことで漆黒化した存在か、その子孫である。
邪悪な性格をしていることが多いが、理由があって闇神と契約しただけの者も少数ながら存在する。



魔犬獣(技量点0、生命点1、戦う従者)

このクリーチャーは【悪の種族】【動物】【騎乗生物】である。
知能が高く、独自の文化を持つ種族であるが、見た目は人間と同じぐらいの大きさを持つ犬としか映らない。

〈魔犬獣〉は第0ラウンドに炎による攻撃を行い、第1ラウンドからは【斬撃】の特性を持つ爪で攻撃を行う。

〈魔犬獣〉は【騎乗生物】であるため、最大1体しか従者にすることができない。


憲兵は首をかしげながら、もう一度同じ質問を繰り返した。
「それで……どんな被害に遭ったって言いましたっけ? その……犬に」
「詐欺です。手持ちの金貨を全部やられちまいました」
男はますます激昂してしまう。&brr「黒くて大きい以外は犬にしか見えないのに、しゃべるから……!」
神を(かた)る犬に(だま)された男は、大声で自分の恥をまき散らしていた。



トカゲ人の戦士(技量点0、生命点1、戦う従者)

トカゲ人は【人間型】【悪の種族】に属する。
トカゲ人は接近戦において、片手武器による攻撃の後に、尾による攻撃を行う。
そのため、トカゲ人の【攻撃ロール】は1体につき2回行う

2回目の攻撃は尾によるものであるため、【攻撃ロール】に-1の修正が与えられる。

トカゲ人の攻撃はすべて【打撃】の特性を持つ。





基本ルール中級


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