異界の【悪魔】たちを従者として従わせる【悪魔召喚術】の使い手のことを、【悪魔召喚師】と呼びます。
【幸運点】の副能力値を持ちます。
【悪魔召喚師】は【幸運点】2点につき1種類の【悪魔召喚術】の呪文を覚えることができます。
主人公は幸運点を1点消費することで、呪文を唱えることができます。
「ローグライクハーフ」では呪文の詠唱には必ず成功します。
【悪魔召喚術】によって召喚したクリーチャーはすべて【悪魔】のタグを持ちます。
「召喚悪魔」の役割を持つ【悪魔】は従者として扱いますが、雇い入れるために必要な従者点はありません。
【悪魔】の本体はこの世界にはありません(アランツァに重なる精神世界「エヴァシュネ」に存在します)。
「召喚悪魔」として同行できる【悪魔】は常に1体のみです。
召喚した【悪魔】が倒されたときには、冒険が終わるまで同じ【悪魔】を召喚することができなくなります。
通常【悪魔】は召喚したラウンドには行動できません。
このクリーチャーは【悪魔】に属しています。
このクリーチャーは【炎】の攻撃特性を持ちます。
このクリーチャーは戦闘がはじまるまでは召喚に応じないため、戦闘前に呼び出すことはできません。
このクリーチャーは戦闘終了と同時にもとの世界へと戻ります。
このクリーチャーは【炎の手】による攻撃、または【炎球】の魔術を使って攻撃を行います。
〈アモン〉が【炎球】を行使する場合は、魔術点が3点あるものとして【魔術ロール】を行ってください。
【炎の手】は【炎】の攻撃特性を持つ接近戦攻撃です。
このクリーチャーの召喚に【幸運点】は不要です。
このクリーチャーが攻撃するか呪文を唱えるたびに、呪文の行使者は【幸運点】を1点消費します
(【炎の手】による攻撃でクリティカルが発生したとしても、【幸運点】の消費は合計1点だけで済みます)。
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アーモン、アマイモンとも呼ばれる。フクロウの頭部と狼の胴体、大蛇の下肢を持つ悪魔。火を操ることができ、火炎で相手を焼き尽くす。
このクリーチャーは【悪魔】に属しています。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持ちます。
このクリーチャーは死亡するか、冒険が終了するまで従者としてとどまります。
このクリーチャーは戦闘前であれば【友情】の呪文を、第0ラウンドであれば【魅了】の呪文を唱えてくれます(【魅了】の効果については、後述を参照すること)。
このクリーチャーの召喚に【幸運点】は不要です。
このクリーチャーが攻撃するか呪文を唱えるたびに、呪文の行使者は【幸運点】を1点消費します
(通常の攻撃でクリティカルが発生したとしても、【幸運点】の消費は合計1点だけで済みます)。
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アスモダイ、アスモデウスとも呼ばれる、色欲を司る72柱の四天王。豊満な妊婦の姿で召喚される。
胸元にある第3の瞳を見た者は、心を開き、召喚者を好ましく感じるという。
このクリーチャーは【悪魔】に属しています。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持ちます。
このクリーチャーは、主人公の代わりに装備品をひとつだけ持つことができます。
このクリーチャーは、接近戦では1ラウンドの行動を消費することによって、〈太刀持ち〉の能力を持つことができます。
この特殊能力は、能力を行使したラウンドでのみ有効です。
このクリーチャーは死亡するか、冒険が終了するまで従者としてとどまります。
このクリーチャーの召喚に【幸運点】は不要です。
このクリーチャーが攻撃するか特殊能力を行使するたびに、呪文の行使者は【幸運点】を1点消費します
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黒猫の化身であり、しなやかな身体を持つ女性の姿をした悪魔。
「最も力の弱い悪魔」と呼ばれ、雑用をさせるためなどに召喚される使い魔のような存在。
このクリーチャーは【悪魔】に属しています。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持ちます。
このクリーチャーが従者としてとどまっている間、主人公の一行は十分な量の明かりに照らされます
(主人公が『ランタン』を手に持っているのと同様の効果を得る)。
このクリーチャーは死亡するか、冒険が終了するまで従者としてとどまります。
このクリーチャーの召喚には【幸運点】を1点消費します。
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曙光を司り、光り輝く美しい女神の姿で現れる。72柱の中では最も穏やかであり、人間に対して非常に友好的。
彼女を召喚すると閃光が煌めき、直視した者の視力を奪う。また、魔法的な闇を打ち消したり、光の珠を召喚し持続的な光を放つこともできる。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、主人公に力を与えます。
冒険中に【歓待】のような冒険者にとって嬉しい〈できごと〉が起こった場合、その場所で起こる回復などの特典を使わずに「取っておく」ことができます。
この呪文を使うと、その「取っておく」ことにした場所に、即座に移動することができます。
特典を享受した後に、主人公の一行はもとの場所へと戻ってきます。
「取っておく」ことができる場所は最大1ヶ所であり、この呪文は冒険ごとに1回だけ使うことができます。
この力は【幸運点】を消費しません。
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自らの首を脇に抱えた女騎士の姿をした悪魔。彼女は死を予言するために幌馬車に乗って現れるが、それを引くのは同じく首のない馬である。
召喚者とその従者を馬車に載せ、目的地に向かって風よりも早く疾走する。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、主人公に力を与えます。
この呪文が唱えられると、現在の〈できごと〉が終わるまで、主人公の身体は小さくなります。
呪文の行使者は【防御ロール】に+1の修正を得ますが、生命点に受けるダメージが1点増加します。
この力を使うには【幸運点】を1点消費します。
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道化師のような格好をした手のひらほどの悪魔だが、見つめているとだんだん遠近感がなくなっていき、見上げるほど大きく見える。
発動後はみるみるうちに自分の身体が縮んでいく。その大きさは調整できるが、小さくなればなるほど危険は増すことを忘れてはならない。
この呪文を唱えたとき、以下の2つの効果のうち、どちらかを選ぶことができます。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、その場に力を与えます。
この呪文が唱えられると、現在の〈できごと〉が終わるまでの間、すべてのキャラクター(敵味方を問わず)に対する魔法への抵抗力を与えます。
すべてのキャラクターは【対魔法ロール】に+1の修正を獲得し、あらゆる呪文を行使するさいの【判定ロール】に-1の修正を得ます。
この力を使うには【幸運点】を1点消費します。
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何百年と生きたような白髭の老人の姿をした悪魔。あらゆる魔力を打ち消す混沌の力を持つ。魔法使いの精神に干渉して、魔法であろうと発動する前に弱めることができる。ただし、すでに効果を現してしまった魔法を打ち消すことはできない。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、物品に力を与えます。
「薬」「毒」「酒」「ドラッグ」に分類される装備品に対して有効で、量を減らしても十分な効果を与えられるようになり、その使用回数が1回分増加します。
この呪文は同じ装備品に二度以上かけることはできません。
この力を使うには【幸運点】を1点消費します。
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召喚すると、翼の生えた2匹の蛇の姿で現れ、薬に絡みつく。この蛇こそがこの悪魔の正体で、この蛇の魔力を受けた薬はその効果を飛躍的に増加させる。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、その場に力を与えます。
呪文の行使者をのぞいたキャラクター1体、または1種類の従者を対象に選んでください。
対象となったキャラクターが【呪い】の状態になっている場合、そのペナルティを解除することができます
(1種類の従者が複数いる場合(たとえば〈剣士〉が3人いる状態など)は、その種類の従者すべての【呪い】が解除されます)。
この力を使うには【幸運点】を1点消費します。
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黒い修道服を身にまとい、瞳を閉じた美しい女性の姿をした悪魔。すべての呪術を否定し、その力を失わせる能力を持っている。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、主人公に力を与えます。
冒険中に呪文の行使者がトラップの対象に選ばれた場合、そのときのトラップの被害を受けないための【判定ロール】に+2の修正を得ることができます。
このボーナスは、呪文の行使者のみに適用されます。
ただし【アンドレアルフス】が与える力は、判定のサイコロを振る前に、使うかどうかを決めなければなりません。
この力を使うには【幸運点】を1点消費します。
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孔雀の姿で現れるとされる悪魔。術者に迫る危険を感覚的に察知できる。たとえば、目の前に落とし穴がある場合はその穴が透けて見える。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、主人公に力を与えます。
この呪文が唱えられるたびに、【サトゥルヌス】は2つの力のどちらかを与えます(どちらかを選択してください)。
呪文の効果は、現在の〈できごと〉が終わるまで持続します。
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サートゥルヌス、サターンとも呼ばれる巨大な悪魔。常に腹を空かせており、どんなものでも食らおうとする。
発動後は急激に食欲が刺激され、どんなに味の悪い食べものでも涙が出るほどおいしく感じるという。また、悪くなってしまったものや、本来食べられないような食べものも平気で食べることができる。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、主人公に力を与えます。
この呪文が唱えられるたびに、【ヴァッサーゴ】はふたつの力のどちらかを与えます(どちらかを選択してください)。
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ウァサゴとも呼ばれる。温和な性格をした悪魔であるとされるが、彼について語られた文章はほとんど存在しない。
探知の能力を持ち、隠された人や物を発見することができる。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはありません。
その場に存在するすべてのキャラクター(敵味方を問わず)に対して、【魅了】【気絶】【朦朧{ルビ:もうろう}】【混乱】【恐怖】の状態異常を、即座にすべて取り除きます。
この力を使うには【幸運点】を1点消費します。
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パイモン、パイモニアとも呼ばれる、かつては能天使であったルシファーの忠実な下僕。現在はアモンと並ぶ地位を持ち200の軍勢を指揮する西方の王。
恐怖や怠惰などの精神の惰弱を召喚者から払い、あらゆる幻覚を看破するという。
この【悪魔】はこの世界に召喚されることはなく、主人公に力を与えます。
この呪文を唱えると、主人公は戦闘の間、行動を消費して〈龍牙兵〉を召喚することができるようになります。
主人公は召喚する〈龍牙兵〉の数を決めて、その数と同じ点数だけ【幸運点】を消費してください。~
〈龍牙兵〉を操るには、1体につき従者点1点を必要とします。
〈龍牙兵〉は戦闘が終わるといなくなります。
この呪文(【マーリン】)で力を得るのに【幸運点】は不要です。
〈龍牙兵〉を1体召喚するごとに、呪文の行使者は【幸運点】を1点消費します。
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夢魔と聖女との間に生まれたとされる「万能の魔術師」。アーサー王の助言者であったり、様々な英雄譚に名を残す。召喚に使用した龍の牙を、恐るべき力を持った龍牙兵に変化させ、召喚者の下僕とする。