レベル:6 | 生命点:40 | 攻撃数:1d6 | 宝物:なし | |
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ダメージ:2 | 防御点:1 | |||
反応表 | ||||
1-3 | 【眠っている】(※逃走と同様) | |||
4-6 | 【中立】 |
これは【ゴーレム】【巨大生物】に属するクリーチャーである。
また、呪文による攻撃(魔術、奇跡など)に耐性を持っているため、【炎】【氷】【雷】の攻撃特性を持つ魔法は効果がない。
〈もっさもさ〉は、あらゆる攻撃に対して動じることがない。
そのため、各キャラクターは【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう。
戦闘の第1ラウンドが終わると、〈もっさもさ〉は、パーティにはまったく関心を持たないまま、現在の場所を通り過ぎていく。
そのため、自動的に戦闘に勝利したことになる。
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その大きさは全長1km、体重は不明。
年齢は推定800歳。
長い4本の脚を持ち、1日に20時間睡眠する。
全身はほぼ鉱物でできていて、顔には口めいた亀裂が走っている。
食事はしない。
冬場を除いて全身に緑の草花が生えていて、鳥や昆虫などが住みついている。
それがもっさもさだ。
おそらく、千年樹をのぞいては世界で1番大きな生き物だと思われる。
移動はゆっくりだが、1歩で200m近くを歩く。
人間など意に介さずに歩くから、もっさもさに踏み潰される者もいる。
もっさもさはゴーレムか、植物の一種だと言われている。
もっさもさの研究の第一人者であり、その体内に居住するイスト博士の論文によると、もっさもさは古代のゴーレムで、何らかの生き物を模して造られたと考えられている。
もっさもさはゴーレムと目されているが、誰がいつその身体を作ったのかは明らかになっていない。
イスト博士によれば、森の中で生活し、非常に長い時間眠るもっさもさは、猫をモチーフに造られたのではないかと言われている。
気まぐれでマイペースな生き物だ。
そして、不思議なことに、自分よりもはるかに小さい人間になつくことがある。
もっさもさの体内には地下迷宮があって、そこで生活する人々がいる。
彼らはもっさもさ族(またはもさ族)と呼ばれ、ときおりナゴールの都市の人々と交易をする。
迷宮の最深部には古代の宝が眠っているというウワサもある。