出現数:1d6 | レベル:4 | 宝物:通常 | |
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反応表 | |||
常に【中立】 |
これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
〈アラネア〉の戦士は盾を持っているため、飛び道具で攻撃した場合は【攻撃ロール】に''-1'の修正を受けてしまう。
〈アラネア〉は4本の脚で移動し、残りの脚に片手武器を持っている。
左右に素早く攻撃を切り替えるので、とても防御しづらい。
そのため、各キャラクターが【防御ロール】を行うさい、出目が2以下であればファンブルが発生したものとする。
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アラネアは森林地帯に住む少数種族で、桜森の北部にもっとも大きな集落がある。
その外見はクモよりも人間に近く、4本脚で歩く。
雌雄の区別は他の種族にはほとんどつかないが、彼らを支配するのは女王で、その名前は秘匿されている。
女王は外部の者に対しては「シュピネル王(回転する住み家の王)」という名称を使用するが、これは彼らの先祖であるクモの住み家が、らせん状の糸であったことに由来する。
アラネアの名前がもっともよく知られているのはかえる沼で、沼に居住するかえる人とアラネアは同盟関係にある。
アラネアが生産する糸はベッドやハンモック、あるいは衣服のような、快適な居住空間を作り出すために役立ち、その感触はシルク(絹)に似ている。
しかしながら、この糸は火に弱く、激しく燃えることはないものの融けやすい。
そのため、生活において火を使う頻度が低いかえる人たちには適しているが、人間などが住む都市部では流行しない。
レベル:5 | 生命点:6 | 攻撃数:3 | 宝物:修正+1 | |
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反応表 | ||||
常に【中立】 |
これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
〈アラネアの猛者〉は盾を持っているため、飛び道具で攻撃した場合は【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう。
戦闘が起きた場合、第0ラウンドにおいて〈アラネアの猛者〉は、3本の短剣を投擲する。
その攻撃数は3回である。
これは飛び道具による攻撃として扱われ、対象のキャラクターは【防御ロール】を行わなければならない(目標値:4)。
判定に成功したなら、短剣を避けることができる。
判定に失敗したなら、短剣が体に刺さるため、生命点に1点のダメージを受けてしまう。
〈アラネアの猛者〉は、第1ラウンドに3本の脚に片手武器を持ち替えるため、第1ラウンドは攻撃を行うことがない(主人公側の【防御ロール】が要らない)。
〈アラネアの猛者〉は、左右に素早く攻撃を切り替えるので、とても防御しづらい。
そのため、各キャラクターが【防御ロール】を行うさい、出目が2以下であればファンブルが発生したものとする。
ただし、これは接近戦時にかぎる。
出現数:1d3+1 | レベル:4 | 宝物: | |
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反応表 | |||
1-2 | 【劣勢なら逃走】 | ||
3-5 | 【中立】 | ||
6 | 【ワイロ】(1体につき食料1個) |
これは【虫類】【騎乗生物】に属するクリーチャーである。
〈大グモ〉を騎乗生物にしている場合、垂直に切り立った崖や壁を昇降したり、起伏が多い地形(岩場など)を踏破するための【器用ロール】に+3の修正が得られる。
騎乗生物としての〈大グモ〉は「戦わない従者(技量点:0)」として扱うこと。
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大グモはアラネアだけが操ることのできる騎乗生物で、人間にとっての馬にあたる、彼らにとって貴重な財産である。
大グモ自身は大きさの割に陰気な生物で、極端に腹を空かせていないかぎり人間型生物と関わろうとしない。
しかし、アラネアの命令には忠実で、命令とあればよく言うことを聞いて行動する。
レベル:6 | 生命点:7 | 攻撃数:2 | 宝物:修正+2 | |
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反応表 | ||||
1-2 | 【援助】 | |||
3-6 | 【中立】 |
これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
〈アリ人の女王〉に遭遇したさい、相手は2d6+2体の〈アラネア〉を引き連れている(下限は8体)。~
戦闘が起きた場合、女王の護衛を務める〈アラネア〉は全滅するまで戦う。
彼らを倒さない限り、〈アラネアの女王〉に攻撃を加えることはできない。~
戦闘が起きた場合、第0ラウンドにおいて〈アラネアの女王〉は、開いた口からクモの糸を噴出する。
各キャラクターは【器用ロール】を行うこと(目標値:3)。
判定に成功すれば糸を避けられる。
この判定に失敗したキャラクターが「戦う従者」であれば、粘着性の糸によって身動きが取れなくなってしまうので、今回の戦闘に参加することができない。
主人公が判定に失敗した場合、糸によって武器が絡め取られてしまう。
その武器は、戦闘が終わるまで取り戻すことができない。
予備の武器に持ち替える場合、〈太刀持ち〉がいなければ1ラウンドを消費する。
反応表の結果が【援助】だった場合、〈アラネアの女王〉は、2個の食料または『手がかり』1個と引き換えに〈大グモ〉を1体だけ貸し出してくれる。
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アラネアの女王はアラネアの集落を守る存在。
アリ人と違ってアラネアは種族にいる複数のメスが子を産み、女王は逆に数年に一度しか子どもを産まない。
女王の役割は集落を統率することで、外部の組織と交渉するために集落の外に出ることもある。