カオスマスター -Chaos Master-

レベル:3生命点:10攻撃回数:全体(後述)修正+2
反応表
常に【死ぬまで戦う】


〈カオスマスター〉は【混沌】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【死ぬまで戦う】
炎による攻撃は〈カオスマスター〉の生命点に2点のダメージを与える。

〈カオスマスター〉は攻撃時に【混沌化】の呪文を唱える。
戦う従者と主人公は全員【対魔法ロール】を行う(目標値:3)。

失敗した場合には小さな混沌である〈しずくの怪物〉となり、敵側につく。
ただし、主人公が『混沌の核』を持っているなら、主人公は【対魔法ロール】に失敗するたびに生命点に1点のダメージを受け、生命点が0点以下になると『しずくの怪物』になる。

この呪文は【ゴーレム】【植物】【アンデッド】には効果がない

カオスマスターの魔法の力は無尽蔵で、何度でもこの呪文を使う。

「私を殺すために来たのね」
恍惚とした表情で、カオスマスターは君を見る。
女性的な柔らかいかたちの大きな眼が、その巨大な肉塊めいた身体にいくつも浮かぶ。
「いい!いいわ!あなたの殺意を身体に取り込んで、ひとつになりたい!」



***

〈カオスマスター〉は育ちきった混沌、言うなれば最終形態である。
人間やエルフのような清らかな種族に対する歪んだ(そして行き過ぎた)愛情で心を満たしていて、屈強の戦士や名うての冒険者を屈服させて囲い込むことを何よりの喜びとする。
そのいっぽうで、そういった戦士たちが望むなら、刺激的な話し合いをすることも好む。
話に刺激がなくなり次第、〈カオスマスター〉は相手を自分のものにする策略を実行に移す!

発達しきった知能で考えごとをしているとき、その身体は思考に合わせて瞳や耳や手足などがめまぐるしくあらわれては消える。
混沌の魔法に精通していて、「変身強制」の呪術を駆使することで、ほんのひと呼吸であらゆる生物を肉のかたまりにしてしまう。
〈カオスマスター〉を倒すには混沌魔法を打ち消すだけの力量をもった魔法使いの存在が不可欠で、そのようなサポートなしに〈カオスマスター〉を倒すことは事実上不可能といえるだろう。






【混沌】

クリーチャー


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