出現数:1d6 | レベル:4 | 宝物:通常 | |
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反応表 | |||
1-4 | 【敵対的】 | ||
5-6 | 【逃走】 |
これは【鳥類】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
このクリーチャーは、大きな両翼を広げて飛行しているので、飛び道具だと狙いやすい。
そのため、飛び道具で攻撃する場合は【攻撃ロール】に+1の修正が得られる。
このクリーチャーは第0ラウンドに、対象の心を掴む歌を歌う。
この歌は【アンデッド】【ゴーレム】【植物】には効果がない。
また、GMが「男性でない」と定めているキャラクターに対しては効果がないとしてもいい。
この歌は〈ハーピー〉が全体でひとつの魔法を唱えているものとする。
効果の対象となるキャラクターはすべて1回ずつ【対魔法ロール】を行う(目標値:このクリーチャーの現在の数)。
失敗したキャラクターはこの戦闘のあいだ、戦いに参加しない。
戦うキャラクターが誰もいなくなった場合、〈ハーピー〉は【対魔法ロール】に失敗したキャラクターからランダムに1体を選んで連れ去り、戦闘は終了する(この場合、クリーチャーからの宝物は得られない)。
***
ハーピーは顔や脚は人間に似ているが、残りは鳥というモンスターだ。
食欲が旺盛で心根が汚く、都市部では空から飛来して街壁を越えて、人間の乞食や老婆のような弱者を狙って食べ物を奪う。
顔立ちは卑しい者も美しい者もいる。
鳥人と違って腕はなく、翼のみである。
視力が高く、都市や荒野を空高くから抜け目なくさがすことで、残飯や弱い生き物を見つけるいつもの日課を果たす。
ハーピーの恐ろしさはその魅惑的な歌声にある。
追加行動で飛ぶのをやめて歌いはじめると、その
住みかは人里離れた山岳部にあることが多い。
荒野や都市部で姿が見られるものの、巣があるわけではない。
くちばしはなく、ぎざぎざした歯の生えた口を直接ゴミや死体に突っ込んでものを食べる様子が不快感をもよおし、人間やエルフには総じてきらわれる。