レベル:5 | 生命点:6 | 攻撃数:特殊(※後述を参照) | 宝物:通常 | |
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反応表 | ||||
1 | 【機能を停止している】(※逃走と同様) | |||
2-6 | 【死ぬまで戦う】 |
これは【ゴーレム】に属するクリーチャーである。~戦闘では【死ぬまで戦う】。
また、冷気に対する耐性を持っているため、【氷槍】のような【氷】の攻撃特性を持つ攻撃は効果がない。
〈鉄ゴーレム〉に対して【斬撃】の特性を持つ武器で攻撃した場合は、金属製の身体には効果が薄いので【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう。
【打撃】または【雷】の特性を持った武器で攻撃した場合は【攻撃ロール】に+1の修正が得られる。
〈鉄ゴーレム〉は、両腕が改造されている個体も珍しくはない。
このクリーチャーに遭遇したさいには、1d6を振ること。
出目が1-2なら、両腕に鋭利なギロチンの刃が搭載されている。
その攻撃数は2回で、攻撃特性は【斬撃】である。
さらに装甲も強化されている。
そのため〈鉄ゴーレム〉の生命点は7点として扱う。
出目が3-4なら、両腕に大型のらっぱ銃が搭載されている。
これは接近戦でも扱える。
その攻撃数は4回で、攻撃特性は【打撃】である。
戦闘の第0ラウンド、またはラウンド数が偶数であれば、〈鉄ゴーレム〉はらっぱ銃を発砲する。
この攻撃は「飛び道具」として扱われる。
ラウンド数が奇数であれば、〈鉄ゴーレム〉は射出体を再装填しているため、そのラウンドでは攻撃をしてこない。
もし〈鉄ゴーレム〉の生命点が3点以下になれば、片方のらっぱ銃を破損させるのに成功する。
以後、クリーチャーの攻撃数は1として扱う。
出目が5-6なら、両腕に巨大な鎖鉄球が搭載されている。
その攻撃数は1回で、攻撃特性は【打撃】である。
各キャラクターが〈鉄ゴーレム〉から負傷を受けた場合、鉄球を勢いよくぶつけられるため、生命点に2点のダメージを受けなければならない
(対象が従者なら、ダメージを受けるのは1人でよい)。
もし、主人公の【防御ロール】でファンブルが発生したなら、魔法のものでない盾を装備している場合、通常のダメージに加えて、盾が破壊されてしまう。
魔法の盾を装備している場合には、通常のダメージのみを受ける。
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数ある宝の番人のなかでも、メタルゴーレムは強敵である。
貴重な宝の番人として配置され、一見すると彫像のように見える。
一般的には鉄で造られているものが多いが、他の材質である可能性もある。
メタルゴーレムは撃たれ強いが、攻撃には芸がない。
拳を使って戦うものも多いが、効率が悪いため腕を武器へと改造したものもよく見られる。
「生きては帰れない砂漠」にあった金属製のゴーレムは、その内部に伝説の遺体の英雄を取り込むことで特別な力をもたせていた。
このゴーレムはその英雄であるガバナックの名をとって、ガバナックゴーレムと呼ばれた。
このゴーレムの強さは伝説級で、ふつうの鉄ゴーレムよりも3レベル高い。