翼人

翼を持つ人間型種族。
人間に似た外見をしているが、顔立ちが端正でかげりがなく、背中に白、または猛禽類の翼が生えている。

〈翼人〉は〈人間〉と恋に落ちてしまったがために〈天使〉でなくなってしまった者、あるいはその子孫と言われている。
信仰そのものは維持しており、【奇跡】を扱うことができる。
慈悲深いが、ある種の利己的な考え方には強い反発心を抱くことがある。
とはいえ態度に強くは出さず、人の弱さ(あるいは愚かさ)を辛抱づよく変えていこうとする「使徒」的な性格の持ち主が多い。
自分自身が「堕天」してしまった弱みが出自の背景にあり、人を糾弾するようなことはあまりない。
そのいっぽうで、神の下僕として生きてきた(あるいはその血を引く)ため、価値観が人間のそれから大きくかけ離れていることもある。

いざというときには命を懸けて人々を守ろうという勇敢な面があり、冒険者としての資質につながっている。


初期能力値と成長限界
10-15レベル16-24レベル25-33レベル
技量点(最大+2)(最大+2)(最大+2)
生命点(最大+2)(最大+4)(最大+4)
魔術点(最大+4)(最大+6)(最大+8)
第2副能力値(最大+10)
従者点(最大+3)(最大+5)(最大+8)


特殊技能(初期作成時習得):
一滴(ひとしずく)の力】
特殊技能(初級):
【祝福】【結界】【御国(みくに)の民】【尊き加護】【重き聖典】【カンパニオ】
特殊技能(中級):
【大治癒】【使命への覚悟】【寵愛】【天啓】【大天使降臨】

このキャラクターは【人間型】【少数種族】【天使】に属する。

このキャラクターの素手による攻撃は【打撃】の特性を持ち、攻撃修正は-2である。

このキャラクターは幸運点2点につき1種類の特殊技能(【奇跡】の呪文)を習得することができる。
ただし、【一滴の力】はそれとは別に、初期作成時に自動的に習得する。


初期装備

装備欄

このクリーチャーは「手1」「手2」「鎧」の装備欄を持つ。


故郷

装備品の購入

このキャラクターに種族固有の装備品はない。
基本ルールにある装備品を購入することができる(従者をのぞく)。


従者

このキャラクターは基本ルールにある従者を購入することができる。


特殊技能(初期作成時習得)

【一滴の力】

この特殊技能は行動を消費するか、〈できごと〉の合間に行使することができる。
自分自身の幸運点を1点にする。

この特殊技能は副能力値を消費しない


特殊技能(初級)

【祝福】

キャラクター1体にかけられた【呪い】【石化】【麻痺】とその効果を、即座にひとつ取り除く。
この呪文で【死亡】したキャラクターを復活させることはできない。

この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。


【結界】

第0ラウンドの間、お互いの間に破ることのできない目に見えない壁を生じさせる。
味方は敵に、敵は味方に影響を与えることができない。
これには物理的な攻撃の他に、敵対象に影響を与える魔法が含まれる。

この特殊技能は行動を消費せず、第0ラウンドの開始時に行使することができる。
この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。

「お互いに攻撃できない呪文だ」
呪文の効果を聞いた生徒は、首をかしげる。
「先生、それってどう役に立つんですか?」
「相手が強い飛び道具を持っているときには、【結界】に守ってもらえる」
「へえ~」
「接近戦がはじまるときには武器を持ち替える必要があるから、そのときに攻撃し放題だな」
「いいね~」
生徒たちが笑うので、一緒になって教師も笑う……白く美しい羽根を揺らしながら。



【御国の民】

敵の〈弱いクリーチャー〉が1体だけになったときに、この呪文を行使することができる。

【幸運ロール】を行う(目標値は敵クリーチャーのレベルに等しい)。
成功した場合、対象を従者にすることができる。
対象はその強さに合わせて、喜びとともに新たなクリーチャーの姿へと変化する。
敵クリーチャのレベルから4を引いた値を技量点として算出する。
この数字に対応して、作られる従者は次のとおりとなる。
これらは〈弱いクリーチャー〉で、生命点1である。

技量点がマイナスなら〈天使ソロエル〉。ただし、技量点はとして扱う。
技量点なら〈剣天使ナサニエル〉。
技量点なら〈翠天使ハーディア〉。
技量点なら〈熾天使バラエル〉。
技量点3以上なら〈煌天使トルムエル〉。

いずれの場合でも、クリーチャーが持っていた特殊な能力はすべて失われる。
【悪魔】【天使】【兵器】【建造物】のいずれかのタグを持つ対象には、効果がない。

この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。

〈天使ソロエル〉
このクリーチャーは【天使】である。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。
【氷】の特性を持った攻撃をされた場合、このクリーチャーは防御などの【判定ロール】に-1の修正を受けてしまう。

このクリーチャーが敵クリーチャーに倒されたとき、【幸運ロール】を行なってもいい(目標値:10)。
成功した場合、このクリーチャーを倒した対象1体の生命点に1点のダメージを与える。
これは【炎】の特性を持つ、【奇跡】の呪文である。

この天使は燃え盛る炎に包まれているが、味方はその温度を感じない。
〈剣天使ナサニエル〉
このクリーチャーは【天使】である。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
このクリーチャーは【打撃】による攻撃に対して【防御ロール】に+1の修正を得る。

長い剣と金属の鎧で武装しており、冷たい瞳を持つ天使。
〈翠天使ハーディア〉
このクリーチャーは【天使】【植物】である。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
【氷】の特性を持った攻撃をされた場合、このクリーチャーは防御などの【判定ロール】に-1の修正を受けてしまう。

このクリーチャーは出目表でゾロ目(出目11、出目22など)に入ることになった場合、頭部に果実をつける。
この果実は食料として扱われ、食べた対象1体の生命点を1点回復させる。
冒険が終わるとこの果実は失われる。

樹木に似た肌を持ち、頭髪の代わりに緑の葉が生い茂る天使。
〈熾天使バラエル〉
このクリーチャーは【天使】である。
このクリーチャーは下記以外の攻撃手段をもたない。

対象への【攻撃ロール】でクリティカルが発生したとき、【連続攻撃】として【炎】による攻撃を選んでもいい。
この攻撃は【攻撃ロール】に+1の修正を得る。

3対の炎の翼を持ち、さまざまな動物に似た外見の天使。
〈煌天使トルムエル〉
このクリーチャーは【天使】である。
このクリーチャーは呪文以外の攻撃手段を持たない。
このクリーチャーは技量点に等しい幸運点を有している。
このクリーチャーは【僧侶】(基本ルールにおいて副能力値が【幸運点】)の初級呪文(【防衛】【祝福】【そらし】【聖洗脳】【招天】【聖餐】)からいくつかを選び、覚えておくことができる。
覚えておける呪文の数は、このクリーチャーの幸運点の最大値2点につき1個である(呪文の使い方については、基本ルールを参照)。

透き通るような肌をした、両性具有の天使。

遺体のもとに降りてくる光が、すべてを包み見えなくさせる。
光がやんだとき、そこには1人の男──正確には両性具有の存在が立っていた。きめの細かい肌と、少しだけウェーブがかかった薄い色の髪。
「どこの者だ? 出身は?」
従者の1人がそう呼びかけると、視線を下に伏せたまま、片方の手で空を指差す。
空からの光が、長いまつ毛の影をその顔に落としている。美しい──誰もがそう思った。



【尊き加護】

キャラクター1体を指定する。
対象のキャラクターは、一時的な生命点1点を得る。
これはもともとの生命点よりも優先的に消費され、いちど消費されると回復しない。

この呪文は冒険が終了するか、ダメージを受けるなどして生命点が消費されるまで持続する。

この特殊技能の効果は累積しない。
この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。

【翼人】は従者たちの死に、いつも心を痛めていた。
「無料で購入できる消耗品みたいな扱いは、あんまりです」
やにわに立ち上がると曇りなき(まなこ)で従者を見渡して、語りかける。
「あなた方こそ神の想いの体現者なのです──末長く、ずっとずっと戦ってもらわなければ。死んでる場合じゃない!」



【重き聖典】

【アンデッド】または【悪魔】に対して有効な魔法の武器を手もとに召喚する。
この武器は【打撃】の攻撃特性を持つ片手武器で、【攻撃ロール】に+1の修正を持つ。
【攻撃ロール】に成功した場合、クリーチャー1体の生命点に2点のダメージを与える。
この魔法の武器は【アンデッド】または【悪魔】でない対象に対しては【攻撃ロール】に対する修正がなく、生命点へのダメージも通常の武器と変わらない。

この特殊技能は〈できごと〉の合間か、行動を消費して行使する。
この武器は〈できごと〉が終わるまで存在する。
この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。


【カンパニオ】

この主人公が食料を食べるとき、食料を食べることのできる別のキャラクター1体も同時に食料を食べていることになる。
別のキャラクターは食事の効果として、生命点1点を回復する。

この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。


特殊技能(中級)

【大治癒】

この特殊技能を行使した場合、幸運点をすべて消費する。
消費した幸運点と同じ点数だけ生命点を回復する。
この点数は異なるキャラクターに割り振ることができる。

この特殊技能を行使するには、2点以上の幸運点を必要とする。


【使命への覚悟】

生命点が1点以下になったとき、すべての【判定ロール】に+1の修正を得る。

この特殊技能は冒険開始時に、自分自身にのみ行使することができる。
この特殊技能の効果は冒険終了まで持続する。
この特殊技能は副能力値を消費しない


【寵愛】

この呪文は【判定ロール】を行う際、サイコロを振るに行使しなければならない。
キャラクター1体を指定する(ただし、この技能を行使したキャラクターを除く)。

対象のキャラクターは、次の【判定ロール】に+2の修正を得る。

この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。


【天啓】

『手がかり』をひとつ獲得する。
この呪文は1回の冒険につき一度だけ使うことができる。

この特殊技能を行使した場合、幸運点を1点消費する。


【大天使降臨】

翼人たちにとって偉大な存在である〈大天使ミーカール〉を1体召喚する。

〈大天使ミーカール〉は従者であり、戦闘に参加させるには、従者点が7点必要になる。~このクリーチャーは1ラウンドの間だけ、戦闘に参加して消える。
この特殊技能を行使した場合、幸運点を2点消費する。

〈大天使ミーカール〉
技量点:生命点:攻撃数:ダメージ:幸運点:15
このクリーチャーは召喚したラウンドから攻撃に参加する。
これは【天使】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
このクリーチャーは攻撃の代わりに【大いなる祝福】の呪文を行使することができる。



【大いなる祝福】

これはその場に居合わせたすべてのキャラクターを対象にした【祝福】の呪文として扱う
(【呪い】【石化】【麻痺】とその効果を、即座にひとつ取り除く)。
【呪い】【石化】【麻痺】のいずれかを取り除く代わりに、対象の生命点を1点回復させてもいい。

この呪文で【死亡】したキャラクターを復活させることはできない
この特殊技能を行使した場合、幸運点を2点消費する。


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