概要

 チャマイはからくりの発達した街であり、世界でもっとも早くぜんまい式の時計をつくり、石弓、時計、銃器、爆弾、ゴーレムなど、さまざまなからくり品の発祥の地である。これらは天才ノームの発明家が、からくり神テクアの啓示を受けてインスピレーションを獲得、製作したと言われている。攻城兵器の発達も早く、第一期(300年代から500年代)のドラッツェンによる軍事侵攻も、その独自の軍事力によって食い止めた(チャマイの東にあったレラヴィリアは占領されて滅んだ)。  ジョルクがまだ地上に存在したころ、ジョルクの王の弟が、荒野の真ん中に築城したのが、チャマイのはじまりと言われている。

 チャマイは古い街で、歴史的な建造物が多く魅力に溢れている。しかし、その一方で人々は保守的であり、保身に長けていて新参者を信用しない。芸術面でも有名な優れた街だが、経済面は衰退の傾向にある。

情報

 古代都市チャマイは多数派である人間と少数派である2つの種族の混合都市である。2つの種族とはノームとドワーフであり、仲が悪く都市内の深刻な問題となっている。ドワーフはノームの発明品を模倣して量産する技術に長けている。その品質はノームの品よりも劣っているが、大量に造られるため安価というメリットがある。  統治者であるカアド・バウエンハイムは人間。

アランツァ世界紹介


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