コボルト

出現数:1d6+2  レベル:3  宝物:修正-1
≪反応表A≫ 1-3【ワイロ(1体につき金貨2枚)】 4-5【中立】 6【攻撃的】
≪反応表B≫ 1-3【中立】 4-6【敵対的】

 コボルトは犬人とも呼ばれる少数種族で、短毛種の大型犬を人間型にしたような外見をしている。
独自の言語は犬の鳴き声に似た吠え声で、あまり発達していないため人間やエルフの言葉を使ってコミュニケーションをとることもある。
【善の種族】の共通語を話す場合と【悪の種族】の共通語を話す場合があり、前者であれば ≪反応表A≫を、後者であれば ≪反応表B≫を用いて反応を確認する。
 コボルトは交易などの生産的な活動を好む。
元来は非友好的な種族だが、何らかの利益を提供してくれる相手とは長期的な関係を結ぼうとすることもある。
信頼関係を大切にするため、悪の種族との連携はあまり好まない。記憶力がよく、先祖である犬と同様に鼻が利く。
 コボルトが集まってできた集落は森や丘でチラホラと見かけられる。
集団行動が得意な種族で繁殖力もそこそこだが、手の形状が人間ほど発達していないため武器の扱いがあまりうまくない。
特筆するべき戦闘の長所を持たないため、他種族との争いを制する決定打に欠けている。
その結果として、種族としての総数は少数種族の域を出ていない。
 コボルトは牧畜の能力を持つ。
聖フランチェスコ市の周辺では、ポニーや馬を飼育している姿が見られている。
育てた動物は自分たちで利用することもあるし、体格が似たホブゴブリンなどに売られることもある。
牧畜には彼らの祖先である犬が活用される。
コボルト語と犬語は非常に近く、彼らはお互いの言語を容易に理解できる。
声帯のつくりが異なるため、この言葉を人間などの善の種族が発音することはできない。

【少数種族】


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