レベル:4 | 攻撃数:2 | 宝物:修正+2 | |
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反応表 | |||
常に【死ぬまで戦う】 |
これは【アンデッド】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。
このクリーチャーは常に【死ぬまで戦う】。
このクリーチャーに対して【炎】の特性を持った攻撃をした場合には、有効な攻撃方法であるため攻撃や呪文などの【判定ロール】に+1の修正を得ることができる。
また、【炎】の属性を持つ攻撃が成功した場合には、追加で1点のダメージを生命点に与える。
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〈ミイラ〉はからからに乾いた不死の怪物である。
包帯などで処置を施されていることがほとんどだが、まれに自然に〈ミイラ〉になった者もいる。
他の不死の怪物と大きく異なる点は、〈ミイラ〉の多くが望んでその姿にしてもらったことである。
みずから断食を行い〈ミイラ〉になる者もいれば、寿命や病気で死ぬさいに遺言で死後〈ミイラ〉となる処置を縁者にお願いする者もいる。
永遠の命や生まれ変わりを信じ、自分の身体の保存状態を最高に保とうとして遺体を〈ミイラ〉の状態で保存してもらう者がほとんどだが、
断食によって死ねば心身が清らかなまま命を終わらせられると信じて死んだ結果、徳の高さゆえに信仰の対象としてまつられる者もわずかにいる。
しかしながら、後者は不死の怪物にはならないため、ここでは扱わない。
死後の復活にすがりつく思いで命を落とした者が、その妄執ゆえに〈ミイラ〉として生き返る。
その動機は生前の主人を守るためや、支配者としての権力を失いたくないがためなど1人1人異なる。
〈ゾンビ〉や〈がい骨〉と違い、〈ミイラ〉には最後に願っていたことを実現するための考える力が多少は残されているので、〈ミイラ〉になっても権力を再び握る者も、まれには存在する。
もっとよくあるのは主人が死んだとき、後を追うかたちで自害した者たちが〈ミイラ〉となり、主人の墓を永遠に守り続けるケースである。
〈ミイラ〉は水分を失った状態で死亡し、表面に包帯が巻きつけられているため炎に弱い。
とはいえ弱点はそれぐらいで、基本的には強力な戦士である。
【アンデッド】
クリーチャー