出現数:1d3+1 | レベル:5 | 宝物:通常 | |
---|---|---|---|
反応表 | |||
1-2 | 【中立】 | ||
3-6 | 【敵対的】 |
これは【魔法使い】【アンデッド】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。
〈死せる砂漠の道化師〉に遭遇したさい、1d6+1体の〈ファロックス〉を同行させている。
戦闘が起きた場合、主人公が「魔法の装備品(武器か防具のいずれか)」を持っていれば、第0ラウンドに〈死せる砂漠の道化師〉は、主人公1人に対して【凡庸】の呪術を行使する(目標値は〈死せる砂漠の道化師〉のレベル)。
判定に成功したなら、この呪術に抵抗できたので、何も起きない。
判定に失敗したなら、魔法の装備品の1つに【呪い】をかけられ、その装備品が持っている特殊なボーナスをすべて失われる。
このペナルティは【祝福】の奇跡を2回かけることで回復する。
なお〈ファロックス〉が生きている間は、第1ラウンドからの戦闘に〈死せる砂漠の道化師〉は参加しない。
出現数:1d6+1 | レベル:4 | 宝物:なし |
---|---|---|
反応表 | ||
常に【死ぬまで戦う】 |
これは【動物】に属するクリーチャーである。
戦闘では、常に【死ぬまで戦う】。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。
接近戦の武器で攻撃した場合、このクリーチャーは高く跳躍して回避するため、【攻撃ロール】に-2の修正を受けてしまう。
このクリーチャーは聴覚に優れているので、楽器に相当する装備品を持っているなら、故意に雑音を奏でることで撃退することもできる。
その場合は【幸運ロール】を行うこと(目標値は〈ファロックス〉のレベル)。
判定に成功したなら、自動的に〈ファロックス〉を3体倒すことができる。
この判定の成否に関わらず、そのときに演奏した楽器は、1回分だけ使用したものとする。
なお、〈ファロックス〉が全滅した場合、生き残っている〈死せる砂漠の道化師〉は【逃走】する。
***
西方砂漠と同じぐらいに過酷な砂漠であるポロメイア地方の「生きては帰れない砂漠」に、死せる砂漠の道化師は住んでいる。
笑顔を模した仮面をかぶり、砂漠の砂や岩と同じ色をしたローブを着ている。
人間をきらい、集団レベルでも個人レベルでも関わりを持とうとしない。
砂漠のどこかで怪奇な魔法の実験を行っているのだとウワサする者もいれば、彼自身がアンデッドで目的なくさまよっているのだとする者もいる。
死せる砂漠の道化師はネクロマンサーである。
外見は直射日光を防ぐ、風通しのいい民族衣装を着ている。
対象の目をごまかし混乱させるために、呪術めいた意味のありそうな、音の鳴るリング状の楽器をしばしば持ち歩く。
不気味な笑顔の浮かんだ仮面を着けているため、その表情は分からない。
アンデッドであるため、過酷な砂漠の環境で生き延びられる。~彼らは護衛の役割をするファロックスを連れて歩くこともある(クリーチャー「ファロックス」の項目を参照)。