獣人 -Beast-man-

レベル:4生命点:6攻撃数:2宝物:修正-1
反応表
1-3【中立】
4-6【敵対的】


これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。

戦闘が起きた場合、〈獣人〉は激昂することによって、見境無く暴れ回り、普段の能力以上の攻撃能力を発揮する。
第1ラウンドに限り、クリーチャーの攻撃数は1d3+1回だけ増やすこと。

〈獣人〉と遭遇したさい、1d6を振ること。

出目が1-2であれば、〈獣人〉の頭部には、山羊を思わせる角が生えている。
各キャラクターが【防御ロール】でファンブルを発生させた場合、相手の頭突きによって角が突き刺さるため、生命点に2点のダメージを受けてしまう
(対象が従者なら、ダメージを受けるのは1人だけ)。

出目が3-4であれば、〈獣人〉の全身は、長い体毛に覆われている。
クリーチャーは【氷槍】の魔術、または凍結による攻撃手段を無効化する。
また【打撃】の特性を持つ武器で〈獣人〉を攻撃した場合、【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう。

出目が5-6であれば、〈獣人〉は狼の頭部を持っている。
〈獣人〉が激昂したさい、凄まじい瞬発力と反応速度を生み出すため、第1ラウンドが終わるまでの間、〈獣人〉のレベルは5として扱われる。



***

獣人は善の種族の間で流行する獣人化の呪い(病)にかかった患者であって、正式には種族ではない。
獣人化病は血液感染する遺伝性の病気であるため、獣人は見つかり次第、都市部から排斥される。
発病した獣人は(殺されずに脱出できれば)それまでに住んでいた場所を捨てて、獣人どうしが作った貧しい集落へと移動してそこで生活する。

その外観はさまざまだが、獣人は存在する動物の姿に似ている。
もっともよく見られるのは羊やヤギのような草食動物の体毛や角、横に長い瞳孔を持つに至るケースである。
犬や猫のような耳が(本来の耳とは別に)生える、馬のような顔になるなどの場合もある。
外見がほとんど変わらない、稀なケースもある。

獣人化病にかかった者は【激昂】と呼ばれる特殊技能を取得する。
激怒して一時的に凶暴になり、手がつけられない。

獣人が種族であるという誤解が生まれた理由は、獣人化病にかかった者たちが都市を追われた結果、集落を作って生活したからである。
事情を知らない者からみれば獣の顔をした人々が集まった集団であり、彼らを独自の種族と考えたとしてもムリはない。
最大の獣人集落はテホと呼ばれる古い地方にある。
テホには巨人、獣人、さまざまな種族の混血が住んでおり、街を追われた者たちの最後の土地とみなされている。
彼らを統治するのはドワーフとノームの混血種族で、ドワームと呼ばれる。

獣人化の呪いにはある特徴がある。
それは呪いにかかった者の子どもにも呪いがつきまとう「遺伝性」であることだ。
獣人の子どもは獣人として一生を過ごさなければならない。

このような獣人化であるが、これをファッションと捉える思想もあり、自然主義に連なるコビットやエルフの一部には意図的に【獣血】を体内に取り入れる者もいる。
【獣血】によって血を入れる場合、魔法によって完全な獣人化は抑制される。
身体の一部が動物のようになるが、獣人と呼ぶにはその変化の割合は小さく、【激昂】を取得するには至らない。



ラクダ人 -Camel Folk-

出現数:1d6レベル:4宝物:なし
反応表
1-2【同行】
3-5【友好的】


これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。

反応表の結果が【同行】だった場合、〈ラクダ人〉の一人が同行を願い出る。
同行させるには、従者点を1点必要とする。その雇い賃は金貨5枚だ。
君が現在のパーティ編成に満足しているのであれば、この頼みを拒否しても構わない。

同行させる場合、〈ラクダ人の荷物持ち〉は「戦わない従者」として扱われ、その技量点は0点である。
今回のシナリオが終了するまで同行してくれる。

また〈ラクダ人の荷物持ち〉は、装備品を4個まで持たせることができる。



***

ラクダ人は西方砂漠のもっとも暑い地方に生息する少数種族で、その先祖と同じくめっぽう暑さに強く、また忍耐強い。
性格は温和で思慮深く、愛情深い。
唇が2枚ではなく3枚に分かれていて、別々に動く(下唇、上右唇、上左唇)。
牛と同じく胃袋に入ったものを反すうするため、食事中でもないのに口を動かしているときがある。
反すうのために唾液と胃液が混じり合っているため、そのよだれはくさい。

ラクダ人は先天的に持久力が高い。
また、荷物運搬に関する高い能力を持つ。






【少数種族】

クリーチャー


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