貿易都市ビストフは別大陸との貿易港として、0年以前から存在する。サン・サレンから東に侵攻した植民団がつくったと言われ、マドレーン諸島との貿易によって発展。第1期以前は中央~南方の都市と比べると、やや見劣りするという規模の町だった。しかし、400年代のなかばに空中都市ホラドリウスが極北に落下してからは事態が一変する。ホラドリウスとの交易、高度な魔法文化の輸入、冒険者の往来などによって特需がもたらされて、ビストフは都市の仲間入りを果たす。
「金属のない大陸」と呼ばれるジンド大陸や、近海のマドレーン諸島、はるか彼方にあるオリエンタルな東国への窓口。そういった未知の土地から渡来した装備品等が入手できる。また、異国出身のキャラクターはこの街の出身者として扱われる。
小島都市ホラドリウスやマドレーン諸島に向かう航海者の出発点として知られる。別大陸ともっとも交易がさかんなのは商業都市ナゴールだが、別大陸からの距離がもっとも近いのはビストフなのだ。だが、冬季は凍結してしまう氷樹海に面しているという、貿易上の欠点を抱えている。その点から不凍港であるネグラレーナを拠点とする冒険者も多い。 現在の王はヴィルヘルム・マキシミリアン。ネグラレーナの支配者であるマキシミリアン家と同じ一族である。