レベル:5 | 生命点:8 | 攻撃数:1 | 宝物:鉱石(後述) | |
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反応表 | ||||
1-3 | 【ワイロ】(2個の食料 or 〈弱いクリーチャー〉1体) | |||
4-5 | 【敵対的】 | |||
6 | 【無視】(※逃走と同様) |
これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
戦闘が起きた場合、〈トロール〉は怒りに任せて見境なく暴れ回ることがある。
第1ラウンドに限り〈トロール〉の攻撃回数を1d3+1回分だけ増やすこと。
ただし、このときは攻撃の狙いをまったくつけないので、第1ラウンドにおいて各キャラクターは【防御ロール】に+2の修正を得る。
また、キャラクターが【防御ロール】に失敗した場合、人間離れした怪力による一撃を受けてしまうため、生命点を2点減らさなければならない
(対象が〈弱いクリーチャー〉の場合は、ダメージを受けるのは1人だけでいい)
〈トロール〉は高い再生能力を持っているため、連続的な攻撃を加えないと傷がふさがってしまう。
そのため各ラウンドにおいて、〈トロール〉の生命点に1点もダメージを与えられなかった場合は、生命点が1点回復する(ただし、初期値を越えることはない)。
なお、〈トロール〉は炎に対して極端に弱いため、【炎球】や『炎の剣』などの【炎】の特性を持つ攻撃が命中した場合、通常の1点ではなく2点のダメージを生命点に与える。
このクリーチャーに勝利した場合、1d6を振る。
出目に応じて、次の鉱石が手に入る。
1-2 | 良質な鉄鉱石 |
3-4 | 魔力石 |
5-6 | トロール石 |
良質な鉄鉱石は、冒険の合間に金貨10枚、接近戦武器1個、金属製の防具1個のいずれかと交換することができる。
魔力石は、冒険の合間に金貨20枚と交換することができる。
また、
トロール石は、冒険の合間に金貨20枚と交換することができる。
また、消費することでキャラクター1体の【生命点】を1d3点回復することができる。
これらの石は金貨に交換しないまま使うこともできるが、その場合にはお釣りが得られない。
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トロールは人間の2倍近い身長をもち、見かけ以上に敏捷、おそるべき戦士である。
トロールは妖精であるため覇権などには興味がなく、あまり他の種族と群れることはない。
太古の森にはトロールが集団で生活している。
鉱物を好んで食べ、肉を食べることはあまりない。
その外見は灰色から緑の肌をもち、筋骨隆々としている。
衣服はほとんど身につけない。
武器としては拳を備えているが、棍棒など鈍器を用いることもある。
優秀な再生能力を備えている。
トロールの体内からは、トロール石と呼ばれる石や鉱石、魔力石などが見つかることがある。
これは彼らがもともと鉱物であったことに起因している。
トロールは日光を浴びると行動力が低下する。
その状況下で生命点が半分以下になると、もの言わぬ岩石と化す。
昼の間にトロールの石像を破壊したとしてもムダで、その場合には壊れた石像とは別に、同じ数のトロールがどこからか出現する。
石像を壊してもトロール石などの特別な石は手に入らない。
彼らは森の岩石から生まれる。
生まれたときから大人のサイズを持っているときもあれば、小さなトロールが生まれることもある。
大人のトロールが小さなトロールとともに行動することもあるため、長いことトロールは普通の種族と同一視されていた。