▼【気絶】
▼【炎球】
▼【氷槍】
▼【速撃】
▼【武具創造】
▼【友情】


▼【気絶】

この呪文は「弱いクリーチャー」に対してのみ効果を発揮します。
この呪文を行使した場合【魔術ロール】を行います。
威力(達成値)が敵のレベル以上だった場合、対象を眠らせます。

対象が複数である場合には、レベルを2点上まわるごとに1体の敵を余分に眠らせます。
眠った敵は倒した扱いになります(ロープがあれば捕虜にもできます)。

【気絶】がクリティカルで成功した場合、サイコロをもう一度振って、出目を威力に足します。これを何度でも行います。
対象が複数種類の混成集団だった場合、ひとつの集団を呪文の対象にします。

この呪文はアンデッド、植物、ゴーレム、その他一部のクリーチャーには効果がありません。


▼【炎球】

敵に向けて呪文を唱えます。
複数に対してダメージを与えることを目的とした呪文で、その効果は廊下のような狭い場所では高まり、広い場所では低くなります。
その場所が狭いかどうかが定義されていないシナリオでは、1d6を振ってください。
出目が1から3の場合にはその場所は狭く、4から6の場合には広いものとして扱います。

この呪文を行使した場合【魔術ロール】を行います。

狭い場所で唱えたときには、【魔術ロール】の威力(達成値)が敵のレベル以上だった場合、対象に1点のダメージを与えます。
また、【魔術ロール】の威力が敵のレベルを1点上まわるごとに、別の敵1体に1点のダメージを与えます。

広い場所で唱えたときには、【魔術ロール】の威力が敵のレベルの整数倍(1倍、2倍、3倍……)になるごとに、敵1体に1点のダメージを与えます。

【炎球】の呪文で、同じ敵に複数回のダメージを与えることはできません。
対象が複数種類の混成集団だった場合、ひとつの集団を呪文の対象にします。

【炎球】がクリティカルで成功した場合、サイコロをもう一度振って、出目を威力に足します。
これを何度でも行います。

この呪文は高熱に強い一部のクリーチャーには効果がありません。


▼【氷槍】

敵1体に向けて呪文を唱えます。
この呪文を行使した場合【魔術ロール】を行います。
威力(達成値)が敵のレベル以上だった場合、対象に2点のダメージを与えます。

この呪文は低温に強い一部のモンスターには効果がありません。


▼【速撃】

この呪文はいつでも唱えることができ、行動に数えません
(唱えた直後に【攻撃ロール】のような、他の行動が可能です)。

【反応表】を確認した後であっても、主人公側から攻撃をはじめることができます。

▼【武具創造】

主人公が装備できる武器や防具を創ります。
「27:装備品」にある武器と防具(飛び道具を含む)からひとつを選び、創造してください。
ただし、魔法の武器や防具は創ることができません。

この呪文はいつでも唱えることができ、行動に数えません
(唱えた直後に【攻撃ロール】のような、他の行動が可能です)。

この武具は冒険が終了するとなくなります。
※冒険終了後に防具がなくなった結果として生命点が0点以下になったとしても、死ぬことはありません。


▼【友情】

金貨の【ワイロ】が有効な対象に対して使うと、その金額を10分の1にすることができます(端数切捨)。
または、【反応表】のさいに振ったサイコロの出目を1点減らすか増やすことができます。

この呪文は【反応表】を振った後で使うことができます。




基本ルール


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