レベル:5 | 生命点:7 | 攻撃数:2 | 宝物:なし | |
---|---|---|---|---|
ダメージ:2 | 防御点:1 | |||
反応表 | ||||
1-2 | 【中立】 | |||
3-4 | 【ワイロ】 (2個の食料 or 〈弱いクリーチャー〉1体) | |||
5-6 | 【敵対的】 |
これは【少数種族】【人間型】【巨大生物】''に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。
各キャラクターが【防御ロール】に失敗した場合、怪力から振り回される棍棒によって、生命点に2点のダメージを受けてしまう。
(対象が従者の場合、ダメージを受けるのは1人だけで良い)
主人公が【防御ロール】でファンブルが発生した時、魔法のものでない盾を装備している場合、通常のダメージに加えて、盾が破壊されてしまう。
魔法の盾を装備している場合には、通常のダメージのみを受ける。
***
巨人は人間をそのまま大きくしたような生き物であり、その起源も人間にあると言われている。
一般的に人間は集団を形成して、そのなかで生活し続けてきた。
しかし、スォードヘイル山脈の一帯にあるテホという土地には、ごく少数の集団を形成して何世代も生き続ける人間たちがいた。
彼らは長期的にノードと呼ばれる魔法の力の影響を受け続けて巨大化した。
ノードは浴びた者の内面的な欲求に呼応して、その肉体を変える。
冷涼な地方で暮らしていること、外敵に怯えて生きることに大きなストレスを抱えていたため、わずか数世代で肉体が人間の数倍にまでたどり着いたのではないかとされている。
その成り立ちに関連して、巨人にはさまざまなサイズがある。
一般的なサイズは人間の3倍だが、もっと人間に近い(2倍ほどの大きさ)者もいる。
人間に近い大きさの巨人は半巨人と呼ばれ、人間とともに旅をすることもある。
半巨人は別として、巨人はその大きさゆえに都市生活になじまない。
たいていの巨人は山岳地帯で単独生活を送っていて、子どもを作るシーズンにのみ家族を形成する。
しかしながら、テホの遺跡には文化的な生活を営む巨人たちも少数ながら存在していて、彼らは自分たちで建てた石の家に家族単位で静かに暮らしている。
巨人はもともと人間であるが、その多くが蛮人のような生活を送っているため、他の人間型種族を食べることにためらいはない。
冒険者が襲われるとしたら彼らの縄張りに入ったという理由か、あるいは彼らが腹を空かせているからだろう。
巨人は申し訳ていどの腰みのをのぞき、衣服を着用しないケースが多い。
身体のサイズが大きいため、温度差に強いのであろう。
レベル:5 | 生命点:7 | 攻撃数:2 | 宝物:なし | |
---|---|---|---|---|
ダメージ:2 | 防御点:1 | |||
反応表 | ||||
1-2 | 【中立】 | |||
3-6 | 【情報】 |
これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
各キャラクターが【防御ロール】に失敗した場合、怪力から振り回される鎚矛によって、生命点に2点のダメージを受けてしまう。
(対象が従者の場合、ダメージを受けるのは1人だけで良い)
主人公が【防御ロール】でファンブルが発生した時、魔法のものでない盾を装備している場合、通常のダメージに加えて、盾が破壊されてしまう。
魔法の盾を装備している場合には、通常のダメージのみを受ける。
反応表の結果が【情報】だった場合、望むのであれば、〈単眼巨人〉は水晶玉を用いて、それぞれの主人公の未来を占ってくれる。
占いの料金は、各金貨15枚である。この申し出を、丁重に断っても構わない。
占ってもらうなら、対象の主人公1人は【魔術ロール】を行うこと(目標値:7)。
判定に成功したなら、水晶玉に映り込んだ光景から、冒険を成し遂げるために必要な情報を見出すことができる。
『手がかり』を1個増やすこと。
判定に失敗したなら、君自身にとって重要なメッセージであることを感じ取れるが、どこで役立つのか分からない。
しかし、それは無駄にはならない。
次のシナリオで、1回目の冒険をはじめるさい、特別に『手がかり』を1個増やしてよい。
***
単眼巨人は巨人のレア種で、肉体的だけでなく霊的な力にも通じた巨人である。
なかでも有名なのは北方の孤島に住む単眼巨人モルトで、幻視の魔法を用いて水晶の奥に見えるうっすらとした影から、対象の未来を掴み取る才を持つ。
モルトは酒造にも深い造詣があり、世界各地の酒場に酒を卸すことで裕福な暮らしを送っている。