#author("2023-09-26T21:28:49+09:00","","") #author("2023-09-26T21:29:08+09:00","","") **吸血鬼 -Vampire- [#e03fd0ad] |50||CENTER:||c |||CENTER:||c |~レベル5:|~生命点:5|~攻撃数:2|~宝物:修正+1| |>|>|>|>| |>|>|>|~反応表| |CENTER:''1-2''|>|>|【中立】| |CENTER:''3-6''|>|>|【死ぬまで戦う】| ~ これは''【アンデッド】''に属するクリーチャーである。~ このクリーチャーは''【斬撃】''の攻撃特性を持つ。~ このクリーチャーは常に''【死ぬまで戦う】''。~ ~ もしも主人公のいずれかが''「ニンニク」''を持っているなら、''第1ラウンド''の【防御ロール】は''ファンブルを除いてすべて成功''する。~ 〈吸血鬼〉は''「再生」の能力''を持ち、主人公側の【攻撃ロール】が''ファンブルするたびに1点の生命点を回復する''(ただし、初期の値を越えることはない)。~ 〈吸血鬼〉は''銀の武器または神聖な武器''によるダメージを生命点に受けると、その戦闘中''「再生」の能力を失う''。~ 〈吸血鬼〉は太陽の光を浴びると''即座に死亡''する。~ ~ ~ ~ ***~ ~ 〈吸血鬼〉の歴史は人類とほとんど同時にはじまる。~ 闇神オスクリードの悪意によって、闇神の血を入れられて身体を変えられた1人の男がいた。~ 血を飲まなければ生きていけず、太陽の光を浴びると滅んでしまう。~ 三日続けて血を飲まれた者はその男の眷属となり、同じ体質へと変化していった。~ 頸動脈を狙って長い牙を突き刺して直接血を吸うため、人々は彼らを〈吸血鬼〉と呼ぶようになった。~ ~ 長い歴史のなかで、〈吸血鬼〉は野生種と闇人に分かれていった。~ 野生種とは単独で暮らし文化をもたない〈吸血鬼〉のことである。~ 身体は死体そのもので、肌は生前の張りがなくぶよぶよしている。~ 顔には血の気がなく、身体からは終始腐敗臭が漂う。~ 血を前にすると理性を失い、獣も同然になる。~ ''能力値は野生種のものが掲載されている''。~ 野生種でも闇人でもない吸血鬼もいるが、ごく少数である。~ ~ 〈吸血鬼〉は不死の怪物のなかでも非常に強力な部類に属する。~ ふつうの武器では傷つけることもできない。~ ''銀製の武器''であれば通常どおり生命点にダメージを与えることができる。~ この方法で倒された〈吸血鬼〉は倒された瞬間に灰になるが、そのなかから一匹のコウモリか狼が飛び出して逃げ去る。~ これは〈吸血鬼〉の根源的存在(精)であり、捕まえるには【器用ロール】に成功しなければならない(''目標値:4'')。~ 失敗すると逃げて、49日の時を経て〈吸血鬼〉は復活する。~ 捕まえた場合には、速やかに燃やすか日光にさらせば、すべてが決着する。~ ~ ニンニクは〈吸血鬼〉を近づけないために役立つが、万能ではない。~ 寝ている間に殺してしまうのは、いちばん確実な〈吸血鬼〉退治の方法である。~ どこかにある〈吸血鬼〉の寝床――通常は棺桶のなか――を探しだして、ふたを開けて心臓に木の杭を刺す。~ それだけで〈吸血鬼〉は灰と化し、二度と復活することはない。~ ~ 複数の宗教が共通して主張するところによると、〈吸血鬼〉はその姿になってなお人間の魂を失ってはいない。~ 逆に言えば、怪物の身体に人間の魂が残っているのが〈吸血鬼〉なのである。~ その肉体が滅んださいに魂は地獄へと送られて、長い時間をかけてさまざまな苦痛を味わうはめになる。~ そのため彼らはみずからの身が滅ぼされることを恐れている。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ [[【アンデッド】]]~ ~ [[クリーチャー]]