吸血鬼 †
知性ある【アンデッド】であり、吸血によって存在を維持します。
このクリーチャーには【血液点】と呼ばれる、強力な副能力値が存在します。
吸血鬼(初期経験点10点) |
技量点:0(最大+0) | 生命点:5(最大+7) | 血液点:3(最大+7) | 従者点:6(最大+3) |
- 特殊技能(初級):
- 【吸血】【不死の王】【怪力】【狼変化】【眷属作成】
- 特殊技能(中級):
- 【毒牙】【魅了】【霧化】【再生】【使い魔】
このクリーチャーは【アンデッド】【人間型】に属する。
このクリーチャーは食料を消費することができない。
このクリーチャーの素手による攻撃は【打撃】の特性を持ち、攻撃修正は-2である。
このクリーチャーは光源を必要としない〈できごと〉に遭遇するたびに、生命点に1点のダメージを受ける。
ただし、太陽光による光源が存在しないことが明確である場合には、このダメージはない(GMの判断による)。
初期装備 †
装備欄 †
このキャラクターは生命点の最大値と同じ数までの装備品欄を持つ。
装備欄は「手1」「手2」。
装備品の購入 †
このキャラクターに種族固有の装備品はない。
従者 †
このキャラクターは【悪の種族】の従者を購入することができる。
特殊技能(初級) †
【吸血】 †
【アンデッド】【ゴーレム】【植物】【兵器】【建造物】のいずれかのタグを持たないクリーチャー1体に向けて、接触による接近戦攻撃を行う。
この攻撃は【斬撃】の特性を持ち、-2の修正を受ける。
【攻撃ロール】に成功すると、対象の生命点に1点のダメージを与える。
この特殊技能に成功した場合、【血液点】を1点得る。
この特殊技能は【副能力値】を消費しない。
【不死の王】 †
【魔術ロール】【幸運ロール】【筋力ロール】【器用ロール】を【血液点】を基準に行う。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
【怪力】 †
このラウンドの間、【攻撃ロール】に+1の修正を得る。
さらに、このラウンド中に【攻撃ロール】を行うたびに、攻撃力に+1の修正を得る。
(1回目の【攻撃ロール】は+1、2回目は+2、3回目は+3……。)
この特殊技能は行動を消費しない。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
【狼変化】 †
〈できごと〉が終わるまで、この主人公を狼に変える。
【動物】のタグを与え、素手による攻撃に【斬撃】の攻撃特性を与え、攻撃修正を0にする。
このクリーチャーの攻撃数は2である。
変身している間、「手1」「手2」などの装備欄にあるもの(武器や盾など)を使うことはできない。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
【眷属作成】 †
この特殊技能は従者点が最大値(最大従者点)に達しているときには使うことができない。
従者や敵など、破壊された〈弱いクリーチャー〉がいるとき、足もとにそのクリーチャーの遺体が転がっていると想定する。
この遺体1体を対象に【アンデッド】の属性を持つ「戦う従者」を作成する。これを吸血鬼の「眷属」と呼ぶ。
遺体が味方の従者だった場合、技量点を1点下げた値を、新たな従者の技量点とする。
遺体が敵の〈弱いクリーチャー〉だった場合、レベルから4を引いた値を技量点として算出する。
この数字に対応して、作られる従者は次のとおりとなる。これらは〈弱いクリーチャー〉で、生命点1である。
技量点がマイナスなら〈ゾンビ・ファイター〉。ただし、技量点は0として扱う。
技量点0なら〈スケルトン・ウォリアー〉。
技量点1なら〈アシッド・グール〉。
技量点2なら〈ホーント〉。
技量点3以上なら〈ワイルド・レイス〉。
いずれの場合でも、クリーチャーが持っていた特殊な能力はすべて失われる。
【アンデッド】【ゴーレム】【植物】【兵器】【建造物】のいずれかのタグを持つ対象には、効果がない。
この呪文を行使した場合、遺体に他の用途(食料にするなど)があったとしても、それに使うことができない。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
- 〈ゾンビ・ファイター〉
- このクリーチャーは【アンデッド】である。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。
【炎】の特性を持った攻撃をされた場合、このクリーチャーは防御などの【判定ロール】に-1の修正を受けてしまう。
このクリーチャーが倒されたとき、【幸運ロール】を行なってもいい(目標値:10)。
成功した場合、このクリーチャーは信じられないタフさを発揮して生き残る。
- 〈スケルトン・ウォリアー〉
- このクリーチャーは【アンデッド】である。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
このクリーチャーは【斬撃】による攻撃に対して【防御ロール】に+1の修正を得る。
- 〈アシッド・グール〉
- このクリーチャーは【アンデッド】である。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。
【炎】の特性を持った攻撃をされた場合、このクリーチャーは防御などの【判定ロール】に-1の修正を受けてしまう。
対象への【攻撃ロール】でクリティカルが発生したとき、【連続攻撃】として【酸】による攻撃を選んでもいい。
この攻撃が生命点に与えるダメージは通常よりも1点多い。
- 〈ホーント〉
- このクリーチャーは【アンデッド】である。
このクリーチャーは下記以外の攻撃手段をもたない。
このクリーチャーは第0ラウンドに恐ろしい叫び声をあげる。
敵である各クリーチャーに対して【幸運ロール】を行い、成功した対象に【呪い】の状態を与える(目標値はクリーチャーのレベルに等しい)。
【呪い】になった対象に対する【攻撃ロール】には+1の修正を得る。
この効果は重複しない。
- 〈ワイルド・レイス〉
- このクリーチャーは【アンデッド】である。
このクリーチャーは呪文以外の攻撃手段を持たない。
このクリーチャーは技量点に等しい魔術点を有している。
このクリーチャーは【氷槍】の呪文を行使することができる。
呪文の使い方については、基本ルールを参照。
ぐったりとしたゼリー状のクリーチャーの死体が、目の前に転がっている。肉体の大半が水でできた〈キューブ〉である。【眷属化】の呪文を唱えるとその姿が暗く、見えづらくなる。呪文に反応して、姿形が変わっていく。ビチビチと音を立てて圧縮され、同時に暗さが最高潮に達する。闇に包まれてその姿が見えなくなる。
剣と盾を持ち、金属の兜を被ったがい骨の戦士が、濡れた床に立っている。〈スケルトン・ウォリアー〉だ。
特殊技能(中級) †
【毒牙】 †
【アンデッド】【ゴーレム】【植物】【兵器】【建造物】のいずれかのタグを持たないクリーチャー1体に向けて、接触による接近戦攻撃を行う。
この攻撃は【斬撃】の特性を持ち、-2の修正を受ける。
【攻撃ロール】に成功すると、対象の生命点に1点のダメージを与える。
これによって対象が死亡した場合、対象は吸血鬼の「眷属」となる(【眷属作成】参照)。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
【魅了】 †
【魅了】は第0ラウンドにのみ行使することができる。
対象1体に対して行い、対象のレベルで【魔術ロール】を行う。
成功すれば対象は第1ラウンドの終わりまで【魅了】状態になる。
敵が1体の場合、【魅了】されたクリーチャーは攻撃をしない。
敵が複数の場合、【魅了】されたクリーチャーを味方として扱う。
攻撃や防御などの【判定ロール】を行う場合、クリーチャーの技量点を「レベル-4」として扱う。
【アンデッド】【ゴーレム】【植物】【兵器】【建造物】のいずれかのタグを持つ対象には、効果がない。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
【霧化】 †
開錠に【判定ロール】が必要な扉があるとき、自動的に成功する。
戦闘中に行使すると、主人公は敵の接近攻撃の対象にならない。
変身している間、「手1」「手2」などの装備欄にあるもの(武器や盾など)を使うことはできない。
この特殊技能は行動を消費しない。
この特殊技能は1回の【判定ロール】の間、あるいは戦闘ラウンドが終わるまで効果を発揮する。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
【再生】 †
【防御ロール】にクリティカルで成功するたびに、生命点を1点回復する。
この特殊技能は【副能力値】を消費しない。
【使い魔】 †
従者として〈使い魔〉を召喚する(戦う従者、技量点0、体力点1)。
この従者は【動物】である。
この従者は【斬撃】の攻撃特性を持つ。
何度でも召喚できるが、パーティ内にとどめておける数は最大1体である。
この従者は〈できごと〉の合間に呼び出すことができる。
この特殊技能を使うと【血液点】を1点消費する。
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