【聖騎士】

ロング・ナリクの神聖なる騎士として叙任された者を【聖騎士】と呼びます。
唯一神セルウェーを信仰します。

【聖騎士】の初期装備

  • 板金鎧
  • 両手武器、または片手武器と丸盾

【聖騎士】の初期技能

【聖騎士】は、【高潔な魂】の特殊技能を習得しています。
それ以外の技能については、以下の中から2つを選んでください。

【聖騎士】の特殊技能

中級レベル(16レベル以上)に達したキャラクターは、自分の職業の特殊技能(中級または初級)から1つを選び、
1経験点と金貨50枚を支払うことで、新たにその特殊技能を身につけることができます。

【聖騎士】の特殊技能(初級ルール用)
【高潔な魂】
【神の加護】
【癒しの光】
【神撃】
【聖騎士】の特殊技能(中級ルール用)
【重騎兵】
【威風】
【盾押し】
【戦場の風】


【聖騎士】の特殊技能(初級ルール用)

【高潔な魂】-Gallant Soul-

〈できごと〉が終了した直後に行使します。
その〈できごと〉(戦闘やトラップなど)で死亡した従者1体を、生命点1点の状態で復活させます。

従者は【善の種族】かつ〈弱いクリーチャー〉でなければならず、1回の〈できごと〉に対して1回しかこの特殊技能を使うことはできません。

この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。

基本ルールに登場する「兵士」「剣士」「弓兵」「魔術師」「太刀持ち」「ランタン持ち」「荷物持ち」「斥候」は、いずれも【善の種族】に該当します。


***

「神よ、仰ぎ乞い願わくば、この者の魂を連れ去られることを、いましばし待ちたまえ……。いまだこの世に役割を残した者なれば」

【聖騎士】の祈りが通じたのか……従者の身体がビクンと動き、咳き込みながら起き上がる。


【神の加護】-Blessing-

【神の加護】を自分に使う場合、【筋力点】を基準に【対魔法ロール】を行うことができます。

自分以外に使う場合、このラウンドに【対魔法ロール】に失敗した自分以外の対象を1人選びます。
特殊技能の行使者が【対魔法ロール】に成功した場合、対象はダメージや効果を受けません(主人公も受けません)
【神の加護】に失敗した場合、対象がダメージや効果を受けるのを止めることができません。

この【対魔法ロール】は【筋力点】を基準に行います。

【神の加護】は1ラウンドに1回だけ行うことができます。

この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。

***

「死なせはしない……誰も!」

聖騎士は祈りのポーズを掲げるように天に向ける。龍の息が逸れて、死を覚悟した従者から感嘆の声が漏れる。


【癒しの光】-Healing Force-

対象のキャラクター1体の生命点を2点回復させるか、または【祝福】の奇跡(基本ルールを参照)と同等の効果を得ることができます。
ただし、自分自身を対象にすることはできません

この技能は、1回の冒険につき1回だけ行うことができます。

この技能は副能力値を消費しません


【神撃】-Divinity Strike-

この攻撃は【アンデッド】【悪魔】【神霊】いずれかのタグを持つクリーチャーに対して行うことができます。
接近戦武器による【攻撃ロール】を【筋力点】を基準にして行います。
攻撃が命中した場合、対象の敵の生命点に1点の追加ダメージを与えられます
(対象が〈弱いクリーチャー〉であれば、通常よりも1体多く倒すことができます)。

または、技能の対象となるクリーチャーが「通常の武器は効果がない」という能力を持っている場合、それを無視して、ダメージを与えることが可能です
(この場合は追加ダメージを与えられません)。

この攻撃は1ラウンドに1回行うことができます。

この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。


【聖騎士】の特殊技能(中級ルール用)

【重騎兵】-Heavy Cavalry-

「金属鎧」を装備している状態に限り、生命点の最大値に+1の修正を得ることができます。
さらに、〈強いクリーチャー〉の【騎乗生物】を同行させる場合、そのために必要な従者点を1点だけ減らすことができます。

この技能はパッシブ(自動発動)なため副能力値を消費しません


【威風】-Majesty-

対象となるクリーチャーの反応表の【歓待】や【友好的】の目に影響を与えます(この場合の【ワイロ】は【友好的】に含みません)。
【歓待】と【友好的】のどちらかの出目がひとつ増え、残りはスライドします。

たとえば、反応表の出目1と2が【友好的】で出目3から6までが【敵対的】の場合、出目1から3が【友好的】で出目4から6が【友好的】に変化します。

たとえば、反応表の出目が【歓待】、出目2から4までが【友好的】、5と6が【敵対的】の場合、出目1と2が【歓待】で出目3から5までが【友好的】、が【敵対的】に変化します。

この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。


【盾押し】-Shield Bash-

【防御ロール】をクリティカルで成功したときに使えます。
盾で押すことで、対象のバランスを崩します。
対象のクリーチャーは、次のラウンドの攻撃数がひとつ減少します。
この技能を行使するには、盾を装備していなければなりません。

この技能はパッシブ(自動発動)なため副能力値を消費しません


【戦場の風】-Whirlwind-

戦闘の第0ラウンドに、接近戦の武器による攻撃を「飛び道具」として扱うことができます。
【攻撃ロール】の修正は、その武器の性能に準じます。
攻撃特性は【斬撃】です。

この攻撃に成功した場合、対象のクリーチャーの生命点に、通常より1点高いダメージを与えることができます。
ただし、他の技能と併用することはできず、クリティカルが発生しても連続攻撃を行うこともできません

また、【戦場の風】は「魔法の武器」による攻撃として扱われます。

【戦場の風】の技能を行使するには、【斬撃】の攻撃特性を持つ「接近戦の武器」が必要になります。

この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。

***

「神の力を見よ……!」
勝利への執念が形になったかのように、聖騎士が振り下ろした剣から凄まじい衝撃波が発せられ、目の前の敵に襲いかかった。





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Last-modified: 2024-06-09 (日) 21:13:30 (47d)