概要

一大宗教都市。
宗教建築を中心とした多くの歴史的建造物が立ち並ぶ大都市。
奇跡を用いるキャラクターや、神聖な装備品などに縁のあるキャラクター向き。

なりたち

1000年近い歴史をほこる、セルウェー教の神聖都市。
かつては二神教とセルウェー教の両方が栄えていた。
セルウェー教の勢力が拡大するとともに、数多くの大聖堂が建造されて、神の庇護を求めて他都市から人口が大量に流入。
かつてはアランツァでもっとも繁栄した都市だった。

地理的な問題や民族感情からドラッツェンと仲が悪く、たびたび衝突を繰り返してきた。
400年代後半の大規模な戦争を含めて、何回も戦争を経験している。
今はドラッツェン優位の和平条約が結ばれての停戦状態。

500年初頭には宗教的感情などから、二神教の信者を中心に人口の2割が流出する。
その背景にはセルウェー教徒の優生思想や、同教徒への税制上の優遇などからくる経済的不満などがあり、流出した人口は東の海岸部に移住、集落を形成。
ニューラント卿を新王に据えて、後に自治都市トーンと呼ばれる都市国家へと発展する。

人々

ロング・ナリクは大陸内部に存在する「古都」であり、古い価値観の人々が集まった都市である。
ドラッツェンが常に戦火という新陳代謝に晒されてきたのに対して、ロング・ナリクは広大な平地を領土として抱える優位から、人々の考え方や行動が保守的な傾向にある。

街の雰囲気

歴史ある石造りの建造物が多く、特にセルウェーの大聖堂は世界的に有名。

現在

自治都市トーンの独立以来、ロング・ナリクではセルウェー教の勢力がさらに拡大。
ひとつなる神を信じる聖槍士軍が武勇を馳せる。

種族は人間、ドワーフ、エルフの三者混合。
文化的に成熟した地域で育った彼らは長い歴史のなかで複雑に混じり合い、アランツァ世界でも稀にみる「三種混合」市民が人口の8割を占める。
彼らは人間ともドワーフともエルフとも言いがたいため、「ナリク民」と呼ばれる。

人口の残り2割はエルフ。
かづら森に居住していたエルフたちが都市民化した。
魔法の力に長けている者が多く、知識神ソロンドオルを信仰する。
近年では魔術系の魔法学校を設立するなど、注目の新勢力である。



アランツァ世界紹介


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Last-modified: 2023-06-17 (土) 21:19:44 (331d)