出現数:1d6 | レベル:4 | 宝物:通常 | |
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反応表 | |||
1-3 | 【中立】 | ||
4-6 | 【敵対的】 |
これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーの攻撃は【斬撃】の特性を持つ。
ヘビ人は定住地を持たない種族集団で、西方砂漠にいくつかの集団がある。
30体から100体ほどの規模で集まって暮らしていて、移住生活を行う謎の多い遊牧民である。
遊牧民といっても牧畜をしているわけではない。
どのようにして砂漠の過酷な環境で生きながらえているのかは不明だが、人間やラクダ人の集落を襲撃すること、砂漠に住む鎧砂虫を狩猟していることが知られている。
一説には襲撃によって肉類から得た魔力を長期間貯めておける身体をしているため、数日から数週間に一度の食事で生きていけるのではないかと言われている。
外見はヘビによく似たウロコを持つ人間型の種族で、手は人間と同じように2本生えているが脚はヘビと同じように1本で長い。
眼と舌にヘビに似た特徴があって、昼間は瞳が縦長に、夜は丸くなる。
舌は二又に分かれている。
出現数:1d3 | レベル:4 | 宝物:なし | |
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反応表 |
チチボはヘビ人が使役する家畜的な存在である。
知能は低いがヘビ人に対して従順で、ジェリコ市内ではさまざまな場面で見かけられるという。
よく見かけるのは護衛として使われる場面だが、酪農用の家畜として食肉や乳製品の生産にも活躍する。
恐ろしいことに、チチボはヘビ人である。
チチボとジェリコ人は血族的に同一の生き物であり、教養がなく知能が低い点や栄養状態をのぞいて、違いはどこにもない。
自身と同じ血が流れる種族を家畜にする例はジェリコ人をのぞいて他に例がない。
他の地域ではタブーとされるこの行為が当たり前に行われている背景には、かつては他の地域から完全に隔絶されていた砂漠の街というジェリコの歴史が関わっているのかもしれない。