ロング・ナリクの神聖なる騎士として叙任された者を【聖騎士】と呼びます。
唯一神セルウェーを信仰します。
【聖騎士】は、【神の加護】の特殊技能を習得しています。
それ以外の技能については、以下の中から2つを選んでください。
中級レベル(16レベル以上)に達したキャラクターは、自分の職業の特殊技能(中級または初級)から1つを選び、
1経験点と金貨50枚を支払うことで、新たにその特殊技能を身につけることができます。
【神の加護】を行うときには、このラウンドに【対魔法ロール】に失敗した自分以外の対象を1人選びます。
特殊技能の行使者が【対魔法ロール】に成功した場合、対象はダメージや効果を受けません(主人公も受けません)。
【神の加護】に失敗した場合、対象がダメージや効果を受けるのを止めることができません。
この【対魔法ロール】は【筋力点】を基準に行います。
【神の加護】は1ラウンドに1回だけ行うことができます。
この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。
***
「死なせはしない……誰も!」
聖騎士は祈りのポーズを掲げるように天に向ける。龍の息が逸れて、死を覚悟した従者が感嘆の声が漏れる。
この技能を行使したキャラクターは【対魔法ロール】の基準として【筋力点】を使うことができます。
この技能は、1ラウンドのアクションを消費することはありません。
この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。
対象のキャラクター1体の生命点を2点回復させるか、または【祝福】の奇跡(基本ルールを参照)と同等の効果を得ることができます。
ただし、自分自身を対象にすることはできません。
この技能は、1回の冒険につき1回だけ行うことができます。
この技能は副能力値を消費しません。
この攻撃は【アンデッド】【悪魔】いずれかのタグを持つクリーチャーに対して行うことができます。
接近戦武器による【攻撃ロール】を【筋力点】を基準にして行います。
攻撃が命中した場合、対象の敵の生命点に1点の追加ダメージを与えられます
(対象が〈弱いクリーチャー〉であれば、通常よりも1体多く倒すことができます)。
または、技能の対象となるクリーチャーが「通常の武器は効果がない」という能力を持っている場合、それを無視して、ダメージを与えることが可能です
(この場合は追加ダメージを与えられません)。
この攻撃は1ラウンドに1回行うことができます。
この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。
「金属鎧」を装備している状態に限り、生命点の最大値に+1の修正を得ることができます。
さらに、〈強いクリーチャー〉の【騎乗生物】を同行させる場合、そのために必要な従者点を1点だけ減らすことができます。
この技能はパッシブ(自動発動)なため副能力値を消費しません。
対象となるクリーチャーの反応表に【友好的】と【歓待】の両方があるときに使うことができます(この場合の【ワイロ】は【友好的】に含みません)。
【友好的】な反応のうち出目ひとつが【歓待】となります。
たとえば、反応表の出目1が【歓待】で出目2から4までが【友好的】の場合、出目1と2が【歓待】で出目3と4が【友好的】に変化します。
この技能は副能力値を消費しません。
【防御ロール】をクリティカルで成功したときに使えます。
盾で押すことで、対象のバランスを崩します。
対象のクリーチャーは、次のラウンドの攻撃数がひとつ減少します。
この技能を行使するには、盾を装備していなければなりません。
この技能はパッシブ(自動発動)なため副能力値を消費しません。
戦闘の第0ラウンドに、接近戦の武器による攻撃を「飛び道具」として扱うことができます。
【攻撃ロール】の修正は、その武器の性能に準じます。
攻撃特性は【斬撃】です。
この攻撃に成功した場合、対象のクリーチャーの生命点に、通常より1点高いダメージを与えることができます。
ただし、他の技能と併用することはできず、クリティカルが発生しても連続攻撃を行うこともできません。
また、【戦場の風】は「魔法の武器」による攻撃として扱われます。
【戦場の風】の技能を行使するには、【斬撃】の攻撃特性を持つ「接近戦の武器」が必要になります。
この技能を使うと【筋力点】を1点消費します。
***
「神の力を見よ……!」
勝利への執念が形になったかのように、聖騎士が振り下ろした剣から凄まじい衝撃波が発せられ、目の前の敵に襲いかかった。
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