樹人 -Wood Folk-

レベル:5生命点:7攻撃数:2宝物:なし
反応表
1-3【友好的】
4-6【敵対的】


これは【少数種族】【人間型】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【打撃】の攻撃特性を持つ。

〈樹人〉に対して、飛び道具で攻撃した場合、硬い木材には効果が薄い攻撃のため、【攻撃ロール】に-1の修正を受けてしまう
(魔法がかけられた射出体であれば、このペナルティを無視してよい)。

またを用いた攻撃をした時は【攻撃ロール】に+1の修正が得られ、さらに攻撃が命中すれば1点の追加ダメージを与えることができる。



***

植物の先祖である樹人は太古の森に多いが、桜森、かづら森、還らずの森、太古の森などでその姿が見られる。
外見はそのタイプに依存する……にれの樹の樹人もいれば、松の樹の樹人もいる。
いずれにしても、おおむね大きく頑丈である。
非常に気が長く、人間からは考えられないほど遠大な計画を立てる。

樹人の外見はさまざまである。
樫の木、椎の木、(なら)の木など、挙げればきりがない。
今ある樹木のほとんどに対応した樹人が存在することから、もっと樹人を詳細に分析するべきだという意見もある。

トレントという言葉が指すのは動く植物であるが、知性がなければ樹人とはいわず、たとえば食人植物のたぐいは樹人とは区別される。
一般的なイメージはは樫の木や楢、(かば)の木や桜のような真っすぐに生えた樹木であるが、低木型のようなタイプも存在する。
戦闘になると枝のように見える2本の手で1回ずつ攻撃をする。
自然神ヴェルディアを信仰する、【奇跡】を用いる樹人もまれに存在する。

森エルフたちが明らかにしたところによると、すべての植物はかつて動きまわる者であったらしい。
樹人たちの間から生まれたときから動かない者がだんだんと増え、やがてはそちらが大半となって、現在の森を形成するようになった。

樹人は若さを失うと、彼らの子孫と同じように黙り、動かなくなる。
そうなるまでに最低でも200年はかかると言われている。
自称樹齢500年以上の樹人もいるため、この数字がどれだけ信頼のおけるものかは分からない。



刃花草-Blade Petal-

出現数:1d6+1レベル:2宝物:なし
反応表
常に【中立】


これは【植物】に属するクリーチャーである。
このクリーチャーは【斬撃】の攻撃特性を持つ。

〈刃花草〉に遭遇したさい、主人公で【幸運ロール】を行うこと(目標値:4)。
判定に成功したなら、この植物は何も手を出さない。
判定に失敗したなら、〈刃花草〉は自分の縄張りを荒らされたと判断し、パーティに攻撃を仕掛けてくる。

戦闘が起きた場合、第0ラウンドにおいて〈刃花草〉は、刃のように鋭い花びらを飛ばしてくる。
これは飛び道具による攻撃として扱われ、各キャラクターは【防御ロール】を行わなければならない(目標値:4)。
判定に失敗したなら、花びらによって負傷を受けてしまうため、生命点に1点のダメージを受けてしまう。

第0ラウンドが終了した後、〈刃花草〉は他に自衛手段を持たないため、簡単に倒すことができる(自動的に戦闘に勝利したことになる)。



***

刃花草は桜森などで見られるトレントの一種で、樹人の周囲に咲いている人間サイズの巨大花である。
好戦的な種族ではなく、自分から他の種族に手を出すことはない。
ただし、縄張りに入られるか敵意を感じた場合には即座に戦う。~刃花草は花びらを飛ばして戦う。
ただし、攻撃手段はこれっきりなため、あとは無力となる。






【少数種族】

【人間型】

クリーチャー


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