概要

ドワーフがまだ土の妖精に近い存在だったころ、シャンクルー鉱山に大きな都市(鉱山都市シャンクルー)を造った。
彼らは鉱山を掘っては鉱物を売り、交易で大いに設けたが、数百年の支配の末に鉱山資源が枯れ果てて、ドワーフたちは街を捨てる。

新たな都市としてドワーフたちは、大陸中央にあるスォードヘイル山脈へと移住した。
山をくり抜き巨大な洞窟を準備して、そこに建てた新たな街。
それが、山中で暮らすドワーフたちの都市カザド・ディルノーである。


蛮族たちの街。
独自の文化を持ち、彼らの価値観で生きる。
戦いを至善とする戦士が多いため、そのように生きるキャラクター向き。

なりたち

文字を重視しないフーウェイの発祥を知るのは難しい。
さかのぼるとすべての住民が数個の氏族に集結するため、都市というよりはむしろ巨大な部族集落といえる。

毛皮などの動物素材と石材を中心とした独自の文化は、より南方の都市民に「野蛮」との印象を与え、未開の部族のように思われることもある。
しかしながら、実際の彼らは(我々の基準とは違うものの)おしゃれ好きで、戦闘や鍛冶のみならず航海術や占星術に発達した洗練された部族である。

情報

フーウェイの民は成人するとき「男」になるか「女」になるかを選ぶ。
性別がどちらであれ、彼らは「男」になった者を戦士とみなす(冒険者になるにはこちらを選択しなければならない)。
彼らにとっての「男」とは戦いに命を捧げる狂戦士を指す。
「女」になることを選んだ場合、「男」が略奪や防衛をしている間、畑を耕し狩りをし、また家事を行う。
「女」になることを選択する男性も決して少なくはない。
一般的な社会で男性がするようなことも、「女」の仕事には含まれている。
彼らは金属加工の技術をはじめ戦いのための知識の収集には余念がないが、それ以外の日常的な技術にはあまり関心がない。
考え方はシンプルで短絡的、後先を考えない。
先祖崇拝と呪術を行い、「おばば」と呼ばれる「女」(前述したように、男性であることも珍しくはない)1人と、族長である「男」(こちらは最強の戦士が選ばれる。女性であったことは少なくとも今まではない)1人が、街の政治を司る。



アランツァ世界紹介


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