2点以上の幸運点を持つ主人公は、幸運点2点につき1種類の奇跡を覚えることができます。
主人公は幸運点を1点消費することで、覚えている奇跡を1回使うことができます。
「ローグライクハーフ」では呪文の詠唱に必ず成功します(ただし、敵に避けられるといった「失敗」はあり得ます)。

主人公は成長などによって幸運点の最大値が偶数に達するたびに、覚えている奇跡の種類を増やすことができます。
覚えている奇跡の数は常に幸運点の半分(端数切捨)です。

一部の奇跡は、唱えたさいに【幸運ロール】を行うように指示があります。
この判定時に消費する幸運点は、呪文を唱えるときに支払っているものと考えてください。
つまり、奇跡を行使するのに必要な幸運点は合計で1点です。


基本的な奇跡(6種)

▼【防衛】
▼【祝福】
▼【そらし】
▼【聖洗脳】
▼【招天】
▼【聖餐】


▼【防衛】

主人公1人、または戦う従者すべての【防御ロール】に+1の修正を与えます。
戦闘が終わるまで持続します。


▼【祝福】

キャラクター1体にかけられた【呪い】【石化】【麻痺】とその効果を、即座にひとつ取り除きます。
この呪文で【死亡】したキャラクターを復活させることはできません。


▼【そらし】

飛び道具をそらして、受けるダメージとその効果を回避します。
飛び道具に対する【防御ロール】に失敗したときに、割り込んで行使することができます。

この呪文は物質的な対象物(弓矢の矢、スリングの石など、飛び道具の区分になっている攻撃)に対してのみ使うことができ、
炎の息や魔法に対しては効果を発揮することができません。


▼【聖洗脳】

「弱いクリーチャー」が1体だけになったときに、この呪文は効果を発揮します。

この呪文を行使した場合【幸運ロール】を行います。
威力(達成値)が敵のレベル以上だった場合、対象を【捕虜】にすることができます。
通常【捕虜】の確保に必要なロープは要りません。

この呪文は「弱いクリーチャー」が逃走したさいにも、一度だけ唱えることができます。

この呪文はアンデッドと一部のモンスターには効果がありません。

▼【招天】

【招天】は光り輝く2本の矢を放つ呪文です。敵に対して下記いずれかの攻撃を2回行います。

「弱いクリーチャー」に対して唱えた場合、【幸運ロール】を行います。
威力(達成値)が敵のレベル以上だった場合、対象1体を即座に倒します

「強いクリーチャー」に対して唱えた場合、【幸運ロール】を行います。
威力(達成値)が敵のレベル以上だった場合、対象1体の生命点に1点のダメージを与えます。

【招天】がクリティカルで成功した場合、矢の数が(つまり攻撃の回数が)1つ増えます。
これを何度でも行います。

この呪文はアンデッドにのみ効果を発揮します。

▼【聖餐】

食料によって回復する生命点を1点増やします。

この呪文はひとつの食料に対して一度だけかけることができます。

基本ルール


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