「【判定ロール】を行う」という記述があった場合、あなたは1d6を振ってください。
出た目に技量点を足します(この合計を「判定値」と呼びます)。
この結果が、本文に書かれている目標の値(目標値)以上であれば、結果は成功です。
この値、つまり1d6に技量点やもろもろのボーナスなどを足した結果のことを「威力(達成値)」と呼びます。
本文に何も書かれていない場合、目標値は4です。
【判定ロール】には【攻撃ロール】【防御ロール】【魔術ロール】【幸運ロール】【筋力ロール】【器用ロール】【生命ロール】などがあります。
すべて技量点に1d6の出目を足すことで行われますが、主人公が選んだ副能力値によっては、技量点の代わりに副能力値を代用することができます。
たとえば、飛び道具以外の【器用ロール】は、器用点を持つキャラクターであれば器用点+1d6で行うことができます。
「9:副能力値と【判定ロール】」「13:副能力値の決定」を参照してください。
【判定ロール】を行ったとき、サイコロの出目が最大の値であったときには、その判定は必ず成功します。
これをクリティカルと呼びます。
サイコロの出目が最小の値であったときには、その判定は必ず失敗します。
これをファンブルと呼びます。
【攻撃ロール】にクリティカルで成功した場合、即座にもう一度【攻撃ロール】を行うことができます(接近戦武器でも飛び道具でも)。
「【判定ロール】を行う」ではなく「○○点で【判定ロール】を行う」または「【○○ロール】を行う」と書かれている場合があります。
○○には副能力値の名称が入ります。
その場合には、技量点の代わりに、該当する副能力値の現在値を用いて判定ロールを行うことができます。
副能力値を使用した場合、この判定ロール終了後に、使用した副能力値を1点消費します。
副能力値を使った判定ロールはその能力値の「現在の値」で行います。
したがって、やればやるほど成功する確率が下がることになります。
副能力値が0点以下になっても、主人公は死にません。
しかし、0点以下の状態のときには、副能力値を使うことはできません。
これには【魔術ロール】【幸運ロール】【筋力ロール】【器用ロール】があり、対応する名前の能力値を使って行います。
状況に応じて挑戦するように要求されます。
特に記述がない場合、目標値は4です。
【対魔法ロール】とある場合、魔法の力に対する抵抗を行います。
【魔術ロール】または【幸運ロール】を行ってください。
特に記述がない場合、目標値は4です。
副能力値は基本ルールでは上記4種類のみです。
拡張版で呪術や秘術といった系統の異なる魔法が登場する可能性があり、その場合には5種類目以降が登場します(未定)。
生命点を用いて行う【判定ロール】があり、これを【生命ロール】と呼びます。
これは副能力値ではありませんが、他の【判定ロール】と同じように行います。
この判定のさいにも、技量点を代わりに使うことができます。
ただし、【生命ロール】を行うとき、生命点を消費することはありません。
基本ルール