悪魔はアランツァ世界の外側からやってきた存在です。
独自の階級制度を持ち、その世界にある人間の魂を集めることによって階級が上がります。
(アランツァ世界で魂を持っているのは「善の種族」「少数種族」のいずれかであり、かつアンデッドでない者に限られます。)
悪魔は外の世界にある彼らの神を崇拝していて、魂を捧げることで力を与えられるのだと考えられています(もっとも、彼らはその存在を神とは呼ばないかもしれません)。
悪魔を大別すると3つの種類に分けることができる。
もとの彼らは〈下級悪魔〉、あるいは〈中級悪魔〉だったかも知れないが、それらの記憶はほとんど残っていない。
アランツァ世界にいる〈ちり悪魔〉は霧悪魔、灰悪魔、ほこり悪魔、雪悪魔の4種類が知られる。
肉体を得られなかったため、霧や灰のようなその場にあるものを身体にした結果である。
その身体は不安定で、ちょっとした拍子に崩れ去る。
だが、そのいっぽう、不定形であるがゆえの強みもある。
人の肉体を引き裂こうとするだけの低級な悪魔で、身体が不安定なためその力にすら乏しい。|;