ローグライクハーフ『ヒーローズオブダークネス』(R7年11/22・23ゲムマ秋にて発売)

RLHで、「モンスターになって、
その能力を使って暴れたい」!
そんなプレイヤーの夢をかなえる一冊!

【サプリメント紹介 by 杉本=ヨハネ(著者)】
「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」に登場する【職業】の枠を超えた遊び方として存在する【種族】。
遊び方そのものを変える、拡張版にふさわしいデザインでお届けいたします!
22種類の【種族】を主人公に選び、冒険を行うことができます。

(序文より抜粋)
本書「ヒーローズオブダークネス」は(中略)【職業】の代わりに、個性豊かな【種族】を選んで遊ぶことができます。
強力で不器用な【半巨人】。炎の魔法に特化した【緋色の魔術師】。善の心と愛のはざ間で揺れる【翼人】。快楽と刹那を生きる【ケモノコビット】。4本の腕を持つ【アラネア】。数の暴力【オーク】。人馬一体の【ケンタウロス】。かつて人であったからくり【ゴーレム】。主人公交代制の【ゴブリン】。血の花を咲かせる美しき悪魔【バルサムデビル】。深き神のシモベにして水中の猛者【末裔】。空を舞う攻撃者【おどる剣】。硬き石の悪魔【ガーゴイル】。不死の王たる【吸血鬼】。人を愛する植物【ジグリ・ザグリ】。死神に仕える【死せる砂漠の道化師】。あやかしのけだもの【妖狐】。四つ足の地元神【地龍(リンドヴルム)】。同じく地元神の巨大猫【魔猫】。孤高の神官戦士【ナーガ】。あらゆる職業になれる「顔のない者」【ウーティス】。そして、最弱の【肉食キューブ】。
これらの【種族】は「ローグライクハーフ」のすべてのシナリオに対応しています。はじめは基本【職業】と類似性のある4種族である【半巨人】【緋色の魔術師】【翼人】【ケモノコビット】から遊ぶといいでしょう。一方で【肉食キューブ】は、はじめはやめておくことをお勧めします……意図的に弱くデザインされた、十分なプレイスキルと運が必要なキャラクターです。
この本があなたのローグライクハーフを、よりいっそう楽しいものへとしてくれますように!

【著者:杉本=ヨハネ氏による解説】
「ヒーローズオブダークネス」を読めば、アランツァ世界の【種族】に対する造詣が深くなることは間違いありません☆
アランツァ世界をご紹介するうえで私が最も大事にしていることは、ふたつあります。
ひとつは、すべてがつながっていること。
ひとつの街のなりたちに、別の街が関わっている──あらゆるところに相関関係が存在することが、「世界の表現」となると考えています。
そしてもうひとつは、これまでに示されてきたであろう「世界」よりも、詳細を示すことです。
たとえば、【きのこ人】がいるとしたら、どんな種類のきのこから発展した存在なのか。
さまざまなバリエーションが、冒険や世界そのものに影響を与える。
そんな世界観の構築に、日々いそしんでおります。
「ヒーローズオブダークネス」は、プレイアブルなキャラクターとしてどんな【種族】が考えられるのかという、新しい視点から作り上げた作品です。
「善悪」ではなく、「冒険が可能であるか」という視点。
「秩序」を理解している必要はあるけれど、それだけでもない。
ひと言では語れない「プレイアブルである」という視点。
アランツァ世界の解像度を上げることに、成功したと感じています。

【イラスト担当:中山将平の一言では終わらない絵の話】
この本はローグライクハーフに新しい体験をもたらす作品です!!
22種のモンスター主人公って、眺めているだけでもワクワクするものではないでしょうか!?
そのワクワク、「ファンタジーの風に感じる胸の高鳴り」を、絵で表現し、お伝えしたい。
そんなことを考えながら、今回絵を担当させていただきました。

思いついた表紙絵は、「アランツァ世界のどこかにある酒場兼宿屋」。
「四猫亭」や「剣竜亭」等など、これまでにもアランツァでは多くの宿が描かれてきました。
その構造を、たくさんのモンスターと共にクオータービューヴィネット風箱庭絵で描いてみたい。
アイデアが降ってきたときには、興奮に震えました。
これまでの作品で出てきた様々な要素も書き込んでありますので、探して楽しんでいただけたらと願っています。(表紙絵の白黒版をこのページの最後に貼っておきますね。)

内部のイラストは、実は200枚以上」描きました。
それぞれのキャラクターの大きなイラストはもちろんのこと、大量の小さなイラストが紙面を飾っています。ビジュアル的な意味でも、アランツァの世界をお楽しみいただけましたら。

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