狂える魔女のゴルジュ(ゲームブック)

どれだけ罪を重ねても、を裏切らない
扱うのはの魔法。歩むのは過酷な運命。


【ストーリ
ー紹介  by 杉本=ヨハネ】
この物語の主人公は、エルフの少女ミナ。
時を操る力と引き換えに闇エルフとなる、離れ離れになった兄弟を取り戻すために。
-どれだけ罪を重ねても、愛を裏切らない-
そう決めた彼女の前に姿をあらわすのは、
切り立った断崖(ゴルジュ)のように鋭く過酷な運命。
行く手に立ちはだかる、暗い吸血鬼の森。
愛に全てを捧げた冒険者の旅が、始まる。

【実は発売前に遊んだ中山将平の一言では終わらない解説】
狂える魔女のゴルジュ
は、まさに待望の新作本格派ゲームブックです!!
正直、「時を操る魔法」って、ゲームブックでとても遊んでみたい要素ではないでしょうか。僕、それだけでもすでにドキドキしてしまいました。

主人公(今作は固定なんですよ)のエルフ:ミナは、あの「盗賊剣士」や「ハンテッドガーデンハート」で登場した二ナの妹に当たる人物。
アランツァ世界で繰り広げられる物語の深まりを感じるドラマが待っています!!

ゲーム性という点では、時の魔法の使いどころの悩ましさは語るまでもないかと。
ルールはかなり簡単で、すぐにすんなりと遊べます。サイコロは使いません。
体力点4点が唯一能力値といえる要素で、そのほかは持ち物や仲間の要素にまとめられています。

実際に遊んでみると、想像以上に場面が切り替わることに驚きました。
プレイ感を新鮮に保ちながら、冒険を切り抜けていけるイメージです。
それに何より、「キャラクターが紡ぐドラマ」が今作大興奮でした。
自分が通らなかったルートも、どうだったんだろうと気になってしまっています。