ローグライクハーフ『四猫亭の幽霊』(R6年11/16発売)

RLHで「シティアドベンチャー」!!!
4人から選べる魅力的な相棒との冒険!!
獣人・音楽・魔法・自由にあふれる舞台!

【シナリオ紹介 by 杉本=ヨハネ(著者)】
アランツァの東岸にある魔法が栄えた都市に、〈四猫亭〉という宿屋がありました。
宿を営むのは、もと冒険者の4人組。
全員女性のパーティです。
経営者(主人)は〈ウッタ〉、美人だが目つきの悪い魔法使い。
クレバーな性格ですが、かわいいものが好き。
看板娘は〈ユッサ〉、かわいさを武器に客を集める、仲間想いの僧侶。
サバサバした性格の持ち主で、からいものと甘いものが大好きです。
用心棒は〈カゲガクレ〉、南方の街カラメール出身の盗賊。
背が低く華奢(きゃしゃ)に見えますが、運動神経は抜群の踊り子です。
音楽担当は〈メイシア〉、北方の地下迷宮(ダンジョン)出身で、モンスターの血を引く謎多き吟遊詩人。
体格が大きく、常に目隠しをしています。

今回の冒険の目的は、この4人の元冒険者(四猫)とともに、〈四猫亭〉を守ること。
そのために必要なのは、街の公式な「お墨付き」の宿を決める評議会にて、〈四猫亭〉を選んでもらうことです。
そのために必要なのは、7人の評議員のうち4人以上の推薦。
その票を勝ち取るために、自治都市トーンの街を奔走します。

四人の「猫」が見せる人間模様に加えて、街のなかでさまざまな人物に触れ合いつつ、キッチリと「死と隣り合わせのローグライクハーフ」が楽しめる作品です。
これまでのオールドスクールな雰囲気を継承しつつ、登場する人間型キャラクターのかわいさを表現できる絵描きとして、成田芋虫先生にイラストをお願いいたしました☆
自由な魔法の街の雰囲気を満喫しながら、暗いダンジョンとは逆をいくコンセプトの「明るい冒険」をお楽しみいただけましたらさいわいです。

作品には自治都市トーンで購入できる個性豊かな装備品や従者が収録された「都市サプリメント」と、【新職業】として【吟遊詩人】が収録されております!

プレイ人数…1-2人
プレイ時間…20-40分
対象年齢… 10-99歳
GM…     不要
ジャンル… ファンタジー
適正レベル…13-15
難易度…   普通
形式…            シナリオ(d66)
世界…            共通世界(アランツァ)

【この作品が好きな中山将平の一言では終わらない解説】
『四猫亭の幽霊』
はアランツァ世界の自治都市トーンを舞台としたシティアドベンチャー(都市冒険)!!
正直、ローグライクハーフでシティアドベンチャーが可能なのか、本作をプレイするまで想像ができていませんでした。
しかし遊んでみるとすぐに、この作品は、ダンジョン系の冒険がシティアドベンチャーにコンバート(変換)されたシナリオではないとはっきり分かりました。
複雑さは全く感じず、ごく自然に街での冒険を楽しめたからです。
初めから都市での冒険の表現にローグライクハーフ自体が大きな親和性を持っていることを感じました。
本作では「最終前イベント」という最終イベントのひとつ前の〈できごと〉が特別に設定されており、そのことが物語に更なる深みを持たせています。

この作品の魅力のひとつは、ファンタジー世界の街を楽しめること
この場所は古い神聖都市を逃れてきた人々が作った、新しい街。
獣人たちが住まい、音楽と緑、魔法と自由に満ちています。

もうひとつの魅力はなんといっても4人の「相棒」の存在
相棒によっては、〈できごと〉の中で特別な展開が楽しめる場合があります。
違うキャラを相棒に選んで、何度もシナリオを遊びたくなりました。

全体に、成田芋虫氏の素晴らしいイラストによって冒険が彩られています。
特に〈四猫亭〉の4人の店員の魅力は、美麗なビジュアルが添えられていることによってより輝きを増していると感じました。

個人的に、本作はローグライクハーフの新しい可能性・新しい遊び方を提供してくれる作品だと思っています。是非あなたのキャラクター(主人公)と共にこの街の冒険に挑戦していただけましたら。

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