サルダザールの城塞(ゲームブック)

秘術を操り、城塞に住まう悪を討て!
これぞ、オールドスクールファンタジー!!
【ストーリー紹介 by 杉本=ヨハネ】

 孔谷(あなだに)の人々はサルダザールのろうぜきに苦しめられながら生活してきた。彼の野望は今やその城塞から溢れ出そうとしており、その恐ろしい魔術の力は頂点に達しようとしていた。
 偵察の兵士を送ったバルボラスの王は、緊急の知らせを持って戻ってきた。サルダザールは自身の城塞に怪物の軍勢を集結させ、孔谷を攻める準備を整えていると。大魔法使いユニズクに使える君の任務は、サルダザールを暗殺すること。君は砦に向かう。堂々とした足どりで。

【著者:杉本=ヨハネの一言では終わらない解説】
 サルダザールの城塞のシステムは、古典的なゲームブックのものと同様です。 3つの能力値と、金貨や食料、持ち物を冒険記録紙で管理して、サイコロ2個を使用して判定や戦闘を行います。 主人公は秘術師と呼ばれる魔法使いで、11種類の秘術を用いて冒険をします。 使える秘術の数を多くするほど、戦闘などにおいては弱くなるようになっています……最初はあまり多くの秘術を取らずに冒険を行うのがいいかもしれません。

 冒険の目的は、世界征服を野望に抱く邪悪な領主、サルダザール・クロウバの討伐。 サルダザールの城塞に潜入して、さまざまな種族と関わりながら、城塞の秘密に迫ります。 冒険の途中、あなたはアスール・サングレという、城塞に潜入したもう1人の秘術師の存在を知るでしょう。 彼のたどった足跡を眺めるとき、冒険は成功へと近づいていきます。