ローグライクハーフ『ガルアーダの塔』(R8年10/17・18ゲムマ2026秋にて刊行!)

134ページにわたる大冒険!!
2013年刊行の名作ゲームブックが
ローグライクハーフの形式を得たことで
「完成版」となり、ついに全貌を明かす!

【シナリオ紹介 by 杉本=ヨハネ(著者)】
悪魔ガルアーダを討ち取るために目指す、90階建ての塔の頂上へ

◆ことの経緯。
「『ガルアーダの塔』を本にしたいな……。」

そんな声が、自分の内側から聞こえてきました。
『ガルアーダの塔』……それは、全60階建ての塔を登る、ある電源系ゲーム(かつゲームブック)が好きという思いから生まれた作品です。

◆「ガルアーダの塔」の思い出話。
「ドルアーガの塔」という、全3巻のゲームブックがありました☆
同名のゲームから生まれた作品ですが、ゲームブックブームの時代を代表する作品のひとつです。
今でも「いちばん好きなゲームブック」に挙げる方の多い、鈴木直人氏による傑作です。
マッピングの楽しさ、塔内に施された仕掛け、ゲームデザインなど、とても完成度の高い作品ともいえます。

私はこの作品をリアルタイムでやらなかったのですが、「塔を上へ上へと登っていく」という感覚は素晴らしいなと思い、自分の作品でもやりたいなと考えました。
DruagaをもじっているうちにGaruadaという名前が生まれて、悪魔ガルアーダを倒すために、ひたすら塔を登っていくゲームブックにしようと決めました。
それで、FT新聞の日曜配信枠で、「ガルアーダの塔」をひたすら書いていきました……初出はNo.57です……メールマガジンを開始してから2ヶ月経たない段階で、制作を開始したわけです。
今から13年も昔の話です☆

この「ガルアーダの塔」の連載は、とてもホットなものでした。
なんと「毎週日曜日」に、新しい階を配信していたのです!
すごい若さだなと思います……1週間ごとにゲームブックを配信していくのは楽しくもあり、激務でもありました。
はじまったばかりのFT新聞でしたが登録者は増え続け、とても楽しかったのを覚えています。

◆人気はあったが、戦略でコケた。
そんな「ガルアーダの塔」は人気で、FT新聞に掲載された作品から書籍版が出た、最初の作品になったと記憶しています。
思い出深い作品でしたが、第1巻が出てから先の展開でしくじり、第2巻を出せないまま現在に至ります★

第1巻を書いた後、私はこの作品の続きを書くことができませんでした。
というのは、ある会社に雇われて、ある雑誌の編集長をすることになったからです。
その仕事を3年半ほど続けたところで、ゲームブック執筆への思いやみがたくなり、編集長を卒業してゲームブック執筆へと戻ってきたのですが……2018年に「ガルアーダの塔」の第2巻にあたる21階以降をFT新聞に掲載したところ……この作品への記憶や冒険記録紙そのものが失われている読者が多く、続きを「遊んだよ」という声がほとんど届かなかったため、打ち切り同然に連載を終えることとなりました。
言うまでもなくこれは、私の責任です。

◆残念な気持ち。
これは私にとって、とても残念な〈できごと〉でした。
刊行したのは第1巻だけですが、「ガルアーダの塔」の第2巻、第3巻の内容はほぼできあがっていて、その上で連載を書いていたからです。
そのプロットは正確で、私がやるべきことは文章部分を推敲していくことだけでした。

私が「ガルアーダの塔」に思い入れがあるのは、ひとつにはこの作品の内容にあります。
「オレニアックス剣術学校」の卒業生である主人公とその同級生の8人が、悪魔ガルアーダ討伐のために塔を登る。
長いこと会っていなかった仲間どうしの微妙な距離感、変わったものと変わらないもの。
そういう青春模様を描きながら、アランツァという世界の生きたキャラクターをしっかりと描写できている手応えがあり、また彼らのことを大好きになっていきました。
だから、とても残念だったのです。

◆失った我が子がよみがえった……!
私は「ガルアーダの塔外伝」と称して短いゲームブックを書いたり、「オレニアックス生物学」と称して8人の仲間たちの学生時代を書いたりして、なんというか、「ガルアーダの塔」にずっとしがみついてきました。
しかし、今から「ガルアーダの塔」の第2巻と第3巻を刊行するというのは、いかにも無理があります。
そうこうしているうちに、「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」がスマッシュヒットを果たして、いま3年と5ヶ月ほどが経ち、人々に愛されるロングセラーへとなりつつあります。

そうなったら、やるしかない。
アランツァという世界のことを「知りたい」と言ってくださるファンの方が増えた今、ローグライクハーフ版の「ガルアーダの塔」を出すことは、私の魂が命じるところなわけです☆

そこで私は2026年の2月から合計3回に分けて、90階建てに増築したローグライクハーフ版の「ガルアーダの塔」を日曜配信枠で送らせていただいた、というわけです。

◆「都市サプリメント:水上都市聖フランチェスコ」「新職業:道化師」も収録!!
作品には、冒険のスタート時に主人公が拠点にしている街「水上都市聖フランチェスコ」の都市データと、【新職業】としてこの水上都市にふさわしい【道化師】が収録されます。
さらに、「アランツァワールドガイド」と称して、旅するラクダ人であるカメル・グラント教授から見た聖フランチェスコ市の旅の記録が掲載されます☆

◆豊富なイラスト。
今回、イラストレーターであるカワラベ氏による描き下ろしイラストをふんだんにご用意いたしました!
ゲームブック版「ガルアーダの塔」からのイラストも、いくつか再録されております……楽しみにしていただけましたらさいわいです!

プレイ人数…1-2人
プレイ時間…20-40分
対象年齢… 10-99歳
GM…     不要
ジャンル… 
ファンタジー
適正レベル…13-19(16レベル以上推奨)
難易度…   普通
形式…            シナリオ(d147)
世界…            共通世界(アランツァ)
ページ数… 134ページ

【ガルアーダの塔が好きなメンバー中山将平による紹介】
「ゲームブック ガルアーダの塔第1巻の続き、第2巻3巻を心から待っています。」
「そのことを、作者である杉本=ヨハネ氏にお伝えください。」
各種即売会でFT書房ブースに立つ僕は、ファンの方からのそのようなお言葉を何度も何年も
いただいてきました。
第1巻の刊行は2013年なのに、2026年になった本年もまだその声を複数いただいているのです。
ガルアーダの塔は、そのくらい本当にとても楽しい物語……それだけではなく特別な物語なんです。
著者の作家としての情熱が、まさに作品という形を得たような、心に、火が灯るような、ほとばしる魅力に満ちた冒険が遊ばれる方の眼前に広がることと信じています。

「ローグライクハーフ ガルアーダの塔」は、まさに待望の「完成版」……すなわち、ゲームブック版の第1巻のみならず、第2巻と3巻に描かれるはずの物語が収められ、更に塔が60階から90階に増築された「完全体となって描かれた一連の物語」。
なんと、134ページ。(通常のD66シナリオ本の2倍以上、3倍近いボリュームです)
通常のD66シナリオでは3回になっているはずの冒険が、このシナリオでは実に9回。
完全な形だからこその、大冒険となっています。

数々の試練を乗り越え、この塔の頂上に待つものをぜひご自身の目でお確かめください。

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