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100パラグラフゲームブック集3 正誤修正

彷徨える人狼」において複数の正誤修正があります。
詳細は以下の通りです。

第5パラグラフ……
(誤)「本文+20へ」→(正)以下の記述にパラグラフの内容自体を変更↓

 右の脇腹が鋭く痛む。
 吸血鬼は意気揚々と舞い上がり、空中から斬りつけてくる。
 避けそこねた剣が左肩を貫く。だらりと腕が下る。腕が上がらない。
「ちっ……」
 敵の強さを見誤っていた。そう思い直したときにはもう遅かった。左から致命的な一撃が自分の首筋に向かって降ってくる。この左腕ではそれを防ぐことはできない。意を決して右に飛ぶ。あなたは城壁から真っ逆さまに転落した。

 気がつくと、あなたは白十字の隠れ家に運ばれていた。
 骨が折れているのか、体中がバラバラになるように痛む。
 数日が経過するとあなたの身体は何とか動けるようになった。
 あなたは白十字の本部に赴く。15へ。

第25パラグラフ……(誤)「34へ」→(正)「26へ」

(誤)第39パラグラフが2つある
(正)第29パラグラフと第31パラグラフの間にある方が第30パラグラフ(P.114)

第33パラグラフ内、10行目(P.116)
……(誤)「人形のようなを顔した」→(正)「人形のような顔をした」

第33パラグラフ……(誤)「34へ」→(正)「20へ」

第49パラグラフ……(誤)「78へ」→(正)「75へ」

(誤)第111パラグラフが2つある
(正)第100パラグラフと第102パラグラフの間にある方が第101パラグラフ(P.166・167)

怪物狩猟 正誤修正

【10章:28】
『長剣』で腹を狙うなら【10章:25】へ。→『長剣』で腹を狙うなら【10章:38】へ。

【1章:48】
懐から取り出した『音球』をメガレオンに向かって投げつける。
怪物の額にぶつかった球が割れて、大きな破裂音が響いた。
激しい音に驚いたメガレオンの動きが止まる。君もすぐ近くで聞いたから少しくらくらするが、意識を保つことができた。
弱点の大きな音を間近で聞かせたので、メガレオンに〈負傷〉を与える。
メガレオンが動けない間にツノをつかんで背中に登り、後ろを取る。
すると、みるみるうちにメガレオンの体が赤く染まっていく。
これがメガレオンに与えた初めての〈負傷〉なら【1章:49】へ。
二度目以降なら【1章:52】へ。

【1章:50】
メガレオンの鼻先へ、武器を振り下ろす。
君が持っている武器が『長剣』か『長弓』なら、攻撃は失敗する。メガレオンの分厚い鱗に、歯が立たないのだ。
君の武器が『戦槌』なら、メガレオンに〈負傷〉を与えることができる。重たい打撃がメガレオンの鱗を砕き、怪物は痛みに後じさりする。
メガレオンがすでに〈負傷〉を受けていて、ここでさらに〈負傷〉を与えたなら、【1章:52】へ。
それ以外なら【1章:51】へ。

【1章:52】
痛みに悶絶するメガレオンが逃げようとするので、ここぞとばかりに攻撃を仕掛ける。メガレオンはバタバタと全身を痙攣させるが、攻撃の手を緩めない。
やがて、メガレオンは動かなくなり、はるか下の地面に落下していく。
メガレオンを倒した!
雇っていた仲間を呼び寄せて、メガレオンの巨体を村へと運ぶ。仲間たちはみな、君の見事な狩猟を称えてくれる。
『赤色のメガレオン(オス)』を捕獲した。【1章:10】へ。

動画で作品紹介

更にFT書房の作品について知りたいというあなたへ!
FT書房は作品紹介動画も作成しています!
YouTubeでご覧いただけますが、このページにまとめておきますね!

「怪物狩猟」

「100パラグラフゲームブック集」

「アランツァ英雄戦記」

「クトゥルフのいざない」

↓「かえる沼を抜けて

↓「盗賊剣士

↓「クトゥルー短編集

↓「サルダザールの城塞

↓「ガルアーダの塔

↓「魔の王の少年魔の国の王女

↓「龍の山の神殿

「100パラグラフゲームブック集」(杉本=ヨハネ氏参加Ver.)

「クトゥルフのいざない」(杉本=ヨハネ氏参加Ver.)

「100パラグラフゲームブック集②」

「クトゥルー短編集2 暗黒詩篇」

100パラグラフゲームブック集①

3人の作家の中編ゲームブック3作品!!
それぞれ約100項目に秘められた物語!

【ストーリー紹介 by 杉本=ヨハネ】
項目数を約100に限定した、中編ゲームブックを3作品収録。

異なる作家の文章と挿絵を楽しめます。
描き下ろし作2編と、過去の人気作1編を収録。

(「龍の王女と大釜の魔女」 杉本=ヨハネ著 海底キメラ絵)
呪いを解くために、龍と騎士が旅に出る!
野獣、死霊、蛮族、別の魔女……荒野の大冒険。

(「魔法学校の秘密の扉」 清水龍之介著 中山将平絵)
魔法の失敗により魔力を失ってしまったライバルを救うべく、
あなたは魔法学校の秘密に迫る

(「百竜の森」 ロア・スペイダー著 あすろん絵)
深い百竜の森の奥へと、君は危険を冒して足を踏み入れる。
幻の「ジュエル・ドラゴン」を求めて……。

【イラスト担当中山将平の一言では終わらない解説】
僕、収録されている3作品について内容紹介の四コマ漫画を描きました!
まずはこちらをお楽しみください!!さて、「100パラグラフゲームブック集1」「遊びやすいファンタジーゲームブックを複数作品遊びたい!」という方に、まさにうってつけの作品です。
収録されている3作品は、作者・イラストレーターだけでなく、システム(ルール)や遊び心地も異なる物語となっています。
さまざまなゲームブックの楽しさを味わえること。それがこの作品のウリなのです!

本作のもう一つのウリは「物語性が極めて高く、深い想像力を掻き立てられる選択を迫られること」です。
呪いによって龍になってしまった王女とその恋人である騎士が、どんな冒険をして呪いを解くか。
自らの魔法で魔力を失った魔法学校でのライバルが、魔力を取り戻す手段はあるのか

百竜の森と呼ばれる不思議な土地で君を待つ「百竜」たちと、どう関わるか
どれも「一筋縄ではいかない旅」。お楽しみいただけたら幸いです。

怪物狩猟(ゲームブック)

「いつだって、彼らのほうがつよい」
簡単ルールで初めてのゲームブックにも!

【ストーリー紹介 by 杉本=ヨハネ】
自然に棲む怪物たち。牛ほどに大きいカメレオンや、宝石にも劣らない美しさを放つ蝶々。あるいは、手のひらに乗るほどの小さな、人を殺すリス。
この密林にひそむ、さまざまな気配。そのひとつひとつにある命。
額に汗をにじませながら、樹の陰で息を殺して、思う。
「いつだって、彼らのほうがつよい」
怪物狩猟者として、彼らを狩る。今日を生きるために。
本格派ゲームブックシリーズ第14弾!

【内容紹介四コマ漫画担当中山将平の一言では終わらない解説】
「怪物狩猟」丹野佑杉本=ヨハネが書いた、全10章モンスターハンティング・ゲームブック!!(1~6章が丹野佑・7~10章が杉本=ヨハネ)
各章はある程度独立した内容になっていて、メインターゲットも別々。
全て一気に遊ばなくても、1章ごとに区切ってお楽しみいただけます!

また、サイコロ不要ルールはとても簡単
初めてゲームブックを遊ぶという方にも最適の一冊となっています!

ここでやはり気になるのは「どんなモンスターがターゲットなのか?」ですよね。
せっかくこの解説を読んでくださっている方のために、今から各章の紹介をちょっとだけしてみたいと思います。

第1章「メガレオン編」
メガレオンは巨大すぎるカメレオンに似た怪物。雌雄で大きさがかなり違う。
舞台は最近大アリがよく見られる密林。「黄金の鱗を持つ怪物」の噂も耳にする。
伸びる舌に注意しつつ、狩りを成功させ噂の真相も確かめるのだ!

第2章「丸々獣編」
丸々獣は樹上生活をする怪物。ブタに似ているが、それよりもさらに丸い。
木々の間を弾むように移動するので、網を仕掛けて対応するのだ!
ただし、決して忘れてはいけないことが一つ。「いつだって、彼らのほうがつよい」

第3章「殺人リス編」
殺人リスは手のひらに乗るほど小さい反面、きわめてどう猛な怪物。油断は禁物!
村に突然現れたこの脅威を、君は取り除かなければならない。
隠れるのが得意で厄介なターゲット。そんな相手が、一匹ではないとしたら……

第4章「ジャバウォック編」
ジャバウォックは奇妙な姿をした、人間を好んで襲う怪物。そのささやきに注意!

この怪物の、意味の分からないささやきを聞いた者は心を壊されてしまう。
しかも、その犠牲者がつぶやく言葉を聞いた者も、同じようになってしまうのだ!

第5章「水晶アゲハ編」
水晶アゲハは宝石にも劣らない美しさを放ち、高値で取引される怪物。
超危険地帯である、「人食いカズラ」の縄張りに生息している。
この植物の脅威を逃れ、無事水晶アゲハを持ち帰ることは可能なのだろうか!?

第6章「蜂カマキリ編」
蜂カマキリは人より巨大な体躯の怪物。鋭いカマと毒のある尻の針を持つ。
かなりの強敵で、よく性質を見きわめて狩る必要があるだろう。
蜂カマキリのしびれ毒に効く薬草が、ちょうど狩場にあるらしいが……

第7章「コカトリス編」
ターゲットはダチョウに似た姿をした怪物、コカトリスの卵。
くれぐれも慎重に!この恐るべき怪物の吐く息には毒がある!
戦う場所にも気を使いつつ、見事ターゲットを入手せよ!

第8章「サーベルトゥース・ドレイク編」
サーベルトゥース・ドレイクは体長1メートルほどの怪物。最近数が増えている。
狩るのは簡単ではないが、周囲に住む生物までも狩猟手段と思って臨むのだ!
この怪物の肉は高値で取引される。君はそれを入手できるか?!

第9章「ベスーゴ・ドレイク編」
ベスーゴ・ドレイクはおくびょうだが立派な体躯で力の強い半水棲の怪物。
新年の縁起もので、特に赤い個体は縁起が良いとされている。
狩りの途中、君は魚人の女王と会うかもしれない。その時はそそうのないように……

第10章「雌マンティコア・エスピナ編」
エスピナは伝説にうたわれる雌のマンティコア。
花のような形をした尻尾の毒針は美しくも致命的。
大物をしとめろ!これまでの狩りで得た全てを使って。

……気が付いたらちょっと長くなってしまいました。
それだけ、どの章も胸躍る濃厚な狩りをご体験いただけます!

捕獲網・フック付きロープ・音球・におい球・ゴブリン爆弾……
役割・武器等プレイスタイルに合わせてさまざまな狩りの道具を使いこなし、大物を仕留める興奮をぜひ味わってください!!

(こちらに僕の描いた作品紹介4コマ漫画も載せておきますね。)

おしりミジンコ!(パーティーワードゲーム)

笑いあり、涙あり、超簡単ルールの
パーティーワードゲーム!!
【主な作者中山将平の一言では終わらない解説】
私には夢がある」という言葉と…反対の言葉を言うなら何でしょう。
あなたには金がない」なのか、それとも「みんなが目を覚ます」なのか……?
そう、「おしりミジンコ!」は「反対の言葉を考える」、ただそれだけのゲームです!
お題も回答も、造語であろうと意味のない言葉であろうとかまいません。
ただ、「親に選ばれる言葉を言え
たら良い」ルールです!
このゲームは、もともと僕が家族と一緒に遊ぶ用に作ったゲームで、
FT書房の仲間たちと遊んでみたらやっぱり面白かったので製品化されました。
ときに爆笑あり、感動の涙あり、盛り上がること間違いありません!!!
え?でも、ルールが分かったからもう製品版を買わなくても遊べる……ですって?
え、ええ、その通りですね……
それでもこのゲームのアイデアとパッケージを買ってやるぜ!!」という方!!
どうぞお手に取ってこのゲームをお楽しみください!!
全28ページの本の形をしたゲーム(ブック型ゲーム)です。
(沢山のお題と回答の例入り:杉本=ヨハネが編集その他もろもろで協力)

アランツァ英雄戦記(ゲームブック)

ヒロイックファンタジーの決定版!!
【ストーリー紹介 by 杉本=ヨハネ】
あなたの部族はあまたの国を支配していたが、「汚れし白き神」がこの世界に迷い込んでからというもの、いくつかの国を奪われてしまっていた。あなたは絶望的に不利な戦場にたった一人で潜入し、戦況を覆さなければならない。戦況を覆すとは特殊な任務だが、あなたにはその能力がある。敵の『英雄』を討つ力だ。あなたは英雄を呼び出す、ごく限られた能力を持つ者のうちの一人だった。

【イラスト担当中山将平の一言では終わらない解説】
アランツァ英雄戦記」は「FT書房のエース」こと清水龍之介作のヒロイックファンタジーゲームブック
この作品であなたは、英雄を召喚する能力を持った主人公となり、恐るべき敵方の英雄を討ち負かしていくことになります。
特徴的なのは多彩にして多数の戦闘と、その中でつむがれる個性的なキャラクター同士のドラマ
様々な武器必殺技を使いこなし、ときには仲間呼び出した英雄の手助けを得て、絶望的に不利な戦況を覆すのです!

この作品ではまた、これまでのFT書房のゲームブック作品に登場したキャラクターたちが多数登場し、物語を盛り上げます。(もちろん、はじめてFT書房作品を手に取っていただいた方にも十二分にお楽しみいただけます。)英雄として描かれる彼らの雄姿にも是非ご注目下さい!

T&Tソロアドベンチャー 旅人の丘を越えて/イサヒルの氷の洞窟

 「T&Tソロアドベンチャー 旅人の丘を越えて/イサヒルの氷の洞窟」には、「トンネルズ&トロールズ完全版」対応の2つのソロアドベンチャーが含まれています。表題通り、「旅人の丘を越えて」と「イサヒルの氷の洞窟」です。

 「旅人の丘を越えて」は、浮上した古代都市を目指して、奇怪な荒野を行くウィルダネスアドベンチャーです。 騎乗生物にまたがって、丘や森を抜けて古い街を訪れるという、オーソドックスなスタイルの冒険をお届けいたします。 本作には初心者が遊びやすい「すごろくモード」と、すごろくモードのランダム性を排除した中上級者向けの「冒険モード」があり、好みや気分に合わせたプレイが可能です。 「すごろくモード」では、騎乗生物の移動力に合わせてサイコロを振り、出目に応じた移動によって冒険が進行します。 「冒険モード」では、丘や森のなかで分岐する移動先を選択することで冒険が進行します……危険は自分自身の力で乗り越えなければなりません。 パラグラフ数は242。イラストレーター秋山伸雅による21枚のイラストが光ります。
 FT書房では、英国ソロアドベンチャー作家であるアンディ・ホームズの翻訳作品を、正式に版権を購入して翻訳、出版してきました。 ホームズはT&Tのオリジナルデザイナーであるケン・セント・アンドレとの合作”Vaults of K’Horror”を出版するなど、実力を認められたソロアドベンチャー作家です。 「サイドショー」「マミー女王の宝」などに続いてFT書房から出版する予定だったのは「イサヒルの氷の洞窟」という作品なのですが、ひとつ問題がありました。 非常に短い作品だったのです。 そこで、今回の「旅人の丘を越えて」のカップリング作品として、この「イサヒルの氷の洞窟」を収録することに決定いたしました。 本作は超常の存在であるイサヒルが支配する氷の洞窟を探索する、極寒の地を舞台としたショート・アドベンチャーです。 パラグラフ数49。イラストは海底キメラ。